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編プロと出版社の違いって? 入社難易度は?

編プロとは

編プロとは、編集プロダクションのこと。端的に言うと、コンテンツを作ることに特化した会社。テレビ局でいう「制作会社」みたいなイメージかなと。

「漫画」を例にしてみましょう。
編プロの仕事パターンはいくつかあります。

編プロの仕事パターン①

一つ目は、まず出版社があって、そこで「こんな企画(漫画)がほしい」とか、「こういう原作があって、作画担当を探している」ということを依頼されるパターンです。
要するに一番大事な「企画」は出版社が考えて、編プロはマンガ家のアサインだったり、ネームの作成だったり、中身を作っていく……要するに「作る」ことに特化したお仕事です。

メリット
漫画の中身を作ることだけに集中できるのが一番の魅力です。
出版社の編集って、やることがめちゃめちゃ色々あるんです。原稿料の計算、雑誌だったら雑誌の作成(記事ページとかも作らなきゃいけない)、PR方法を考える、ETC……。めちゃめちゃアバウトに言うと、編プロは作るだけ。作ることだけに集中できると思います。

デメリット
受注ありきなので、「企画力」を磨くことは難しいです。編プロと出版社の編集で一番の違いはここなんじゃないかなあと……。「企画力」というのは、「マネタイズできる作品を作る力」と言い換えられます。編プロは出版社から仕事を依頼されて、漫画を作ればお金が入るビジネス。マネタイズがぶっちゃけ二の次になってしまいがちなんです。
編プロの人と接していて一番弱いなと思うのがこの「企画力……マネタイズ力」です。

編プロの仕事パターン②

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