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女将さんとしてできること。

「おかぁさん!いるじゃない〜。今日は、おむすびある??」って、車椅子をひいいてくる90代のお客様(おばぁちゃん)がいます。
人生の先輩に「おかぁさん」とか言われちゃってるよ〜。
とおばぁちゃんが来るたびに、ほっこりさせてもらっています。

そのおばぁちゃんを筆頭に、数人の先輩からそう呼ばれる毎日。

たぶん。
この「おかぁさん」は、女将さん。に近いニュアンス。
昨年働いていたスタッフさん(60代後半)にも「女将さん」って呼んだ方がいいですか??
と聞かれたので・・・。
「女将さん」という言葉は、いままで生きていた中であまり関わりのない言葉だったけど。確かに・・・この業界ではよくある呼ばれ方だとおもうんですね。

なじみのない言葉を身近に感じるってけっこう面白い感覚です。

女将さん・御上さん。

「女将さん 意味」 で検索するといろいろ諸説があります。
旅館・割烹・食堂などを支配人とか責任者のことをいうらしいから、そういう繋がりで、「女将さん」とよばれるのだろうなぁ・・・。

うちには、店長(夫)がいるから、あんまりそういうかんじはなかったけど。
よく考えてみれば、わたしと店長の両輪でまわってる店だろうから、女将さんほどの責任はなくても、そういう感じなのかもしれません。

女将さんって、呼ばれることにむず痒さ。
を感じながら、このむず痒さの正体を知りたいなっておもっている私。

90代のおばぁちゃんからの「おかぁさん」と呼ばれるたびに、この感情の先をしりたいなっておもうのです。

うちのお弁当屋さんは、年齢幅が広いです。
小学生がおやつにおむすびをかいに来ることだってある。
幼稚園児がおかぁさんと、お昼を選びに来る。
90歳越えのおかぁさんとおばぁちゃんが夫婦で晩御飯を買いにきます。

こういう景色がみれることが、本当にうれしいので。
お店の人として(女将さんだろうが、なんだろうが、どーでもいいのよね。極論)
なにができるのか?
なにがよろこばれるのか??
さがしていけたらいいよなっておもいます。

新しい朝は、希望の朝。
今日もすばらしい1日へいってらっしゃーい。
またあした!





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