こどもの前では嘘はつけない!
「ちょっとリトミック手伝って欲しいの」
ずっとお世話になっていたピアノの先生から連絡があって・・・急遽お手伝いに行ってきました。
朝、お弁当屋に向かう道で、手遊びとか振られても一曲も思い出せないなぁー。
大丈夫かな??もう、保育士とか言っちゃだめだよなぁー。
とおもっていたけど・・・・
一度自転車に乗れるようになると、ずっと人は自転車にのれますよね。
そういう感覚でしょう。
ずっと続けてたことを誇りに思う瞬間
初めましての場所。はじめましてのリトミック。なにをするのか??
さっぱりわからない場所で・・・
5月の休み明け、まだ落ち着かないこどもたち。
まだまだ年少さんは、わけもわからない。「ママー」と泣いている。(それが普通です。)
「ちょっと、子どもたち見てて」とリトミックの先生がいなくなる。
えっ!!
こんなみんなどうしていいかわからなくて、わちゃわちゃしてるのに??
と思っても、
これは、安全を優先するために何かするしかないと、保育現場にいた自分自身が
急におりてくる。
気づいたら、手遊びしてたし、喧嘩の仲裁にも入っていたし、一緒に体も動かしていたし、笑っていた。
不思議な時間でした。
ここ1年、現場っと呼ばれる保育の世界からすっぽり抜けていたのに、一瞬で『保育士』に戻った感覚。
身体が覚えているってこういう感覚なんだなぁーと面白い感覚でした。
声かけが全くちがってもいいんだ とおもえる私に
正規職員を辞めて、パートを2年。そして、ここ1年現場を離れたことで・・・大きな枠で子どもを見れるようになったというか・・・・
どこの保育園・幼稚園も『子ども』のためをおもっているのだから、間違いとか良い・悪いとかないんだろうな。という感覚になりました。
保育の方法の違いにも「子どものために」という確かな学びと想いがあれば子どもには必ず伝わる。
それは、子育ても同じで、こどものために・・・っておもっていない親はいないのです。みんな子どもを大切に思ってる。
でも、知識がなかったら、行きすぎてしまうことがある。
これが、マルトリートメントになるわけだから、「それはやりすぎだよ」と伝えてあげることが必要なんですが、それは、保育士同士の信頼関係、親との信頼関係、なによりも子どもとの信頼関係、そこができてからだと思うのです。
が・・・
昨日、ひさしぶりにあったピアノの先生にも、無意識に子どもの権利を伝えていた私。余計なこともしないわけにはいかなかった私。
それでいい。それしかできないのだと思ったのです。
いくら現場を離れたとはいえ、保育士として子どもについて学んできた20年間で、もし間違っていたら、子どもが教えてくれる。
それが私が信頼してることだなーって思うのです。
子どもの前では、嘘はつけませんからね。
それが、生きることを子ども教わってきた保育士のわたしです。
また、機会があったら混ぜてほしいなっておもいました。
そして、また新たな発見ができたら面白いです。
子どもって、最高!!
さて、元気ももらったし、お弁当屋さんいってこよー!
新しい朝は、希望の朝。
今日も素晴らしい1日へいってらっしゃーい。
また明日!