見出し画像

生きる知恵袋の話は、学びにあふれている!!

18時頃お弁当やお惣菜が全部お客さまに届き、お店を閉めようとしてるとお店のベンチに座るご老人。
「あぁーごめんごめん。もう閉店だね」
という声は息が上がっているのがわかる。
「大丈夫ですよ。ゆっくりすわっていてくださいね。」
「ありがとう」
「いつも歩いてらっしゃいますよね。すごいです。」
ここ1ヶ月くらい毎日、お店のベンチで一呼吸おいてまた歩く姿をみています。

そんなこんなで、5分くらいおしゃべりをしていました。
93歳。ずっと商店街に周辺に住んでる。こ同級生の話。戦争中のはなし。
いろんな話をきかせてくれた。

あれはまずかったー!!

その中で
「あんたは、食べ物屋をやってるだろ。戦争が終わって、食べ物がない時代配給されるものが、本当にひどくてね。冷凍されたじゃがいも・・・あれは食えたもんじゃない。初めて冷凍っていうのをたべたけど、あれは石油とまぜられたまがいものだったんだよ。あんなもの食えたもんじゃない。今は何を食べても美味しい、しあわせな時代だよ。」
と思い出して顔を歪めていたから、ほんとうにまずかったんだろう。

「こんな昔の話してもしょうがないよな」と自分をとめようとするけど、思い出す=話すが一緒になっていて、話が止まらない様子。寒くなければずっと聞いていたいくらいくらい面白かった。

「そろそろいくよ。またな!」とまたスタスタと歩いて行ったのですが、
そういう話をきくと、食事について考える機会をもらえる。

今ご提供してるものに、ちゃんと納得してるのか??
世の中には、おいしくなったたくさんまがいもがあるけど・・・騙されてないかな??学びの上で選択できているかな??など・・・

生きる知恵袋である高齢者の話は、自分事に置き換えると興味深いことだらけだ。

これからも90歳オーバーの方と仲良くする

ここの商店街は、本当に高齢の方が元気です。
何度か、わたしのnoteに登場する90歳オーバーの先輩たち。
少し話すだけで、今回みたいに話さなくても、なにかをいつも教わる。
だって、毎回こうやってnoteに残したくなるのだから。

その方々が、また来たい!とおもっていただけるようなお店にしていこう!
と改めておもったのです。

先日レシピとしてあげた大学芋を出してから、「きょうはどうかな??」と来てくれるお客様も80歳をきっと超えている。
「なかなか、揚げ物を大変になちゃってね。こんなのすぐ作れたのに」
というお客さまの欲しいに答えられるようにしていきたいなっ。

新しい朝は、希望の朝。
今日もすばらしい1日へいってらっしゃーい。
また明日!!



いいなと思ったら応援しよう!

無添加お弁当屋の妻ayako|ときどきレシピ
いつも読んでいただきありがとうございます。応援とても嬉しいです。 いただいたチップは、クリエイターとしての活動費に使わせていただきます