経験もご縁もすべていかされていく
お弁当屋の妻(女将)は、はるか昔デパ地下でお惣菜の量り売りのバイトをしていたことがありました。
久しぶりにそのバイト先に顔を出したら、当時おせわになった方が2名働いていてそのうちのお一方、谷さん(店長)とおしゃべりをしました。
「お前がお弁当屋になるならバイトしていたころ、フライヤーとかサラダ作りとかやらしてあげればよかったなぁー」
というので、
「いやいやいやいやー。接客してたことがめちゃくちゃ役立ってます!」
という話をしたのですが
「人生は、なにが生かされるかわからんよなぁー」
と谷さんがいうので。
たしかに。たしかに。と納得してしまった。
そして、そう思ってくれることがなによりうれしいし、ありがたい。
『あしたやれることはあしたやります!』
という名言を私の心に刻んでくれた方が谷さんです。
あの頃、谷さんのその言葉に
「思い立ったが吉日」
「今日できることは明日できません」
みたいな、言葉しかもってなかった私は結構な衝撃をうけており・・・
がんばりすぎなくてもいいんだなぁー
明日でもいいじゃん
みたいなゆるさをプレゼントしてもらったのです。
そこから、何度もこの言葉をおもいだしたようにおもうのです。
これ以上振り返ってはいけない!
実はその言葉に出会ってから・・・・20年経っています。
20年なんてあっという間だったようにおもうのです。
20歳のころの私が、あっという間の20年。デパートでそれに気づいた瞬間。
なぜか、それを深く考えてはいけないような気がしてちょっと恐かった。
でも今、ちょっとだけ思いを馳せてみる。
未来には、夢しかなくて。キラキラしてて。
誰と出会い、誰と過ごし、どんな人生をこれから送ることができるんだろうか??
とわくわくしていた20歳。
そこから20年。
生まれてからの20年と格段にちがう20年だった。
だって、記憶がのこっているのだから・・・。
保育士だった私。
ヨガインストラクターになった私。
両親との関係を生まれ変わらせた私。
見える世界と見えない世界を両方かんじる私。
人間関係もすべて20年の延長上にある。
きっとこれから・・・・
そう考えるとここから20年の方が、人生は作りやすいのだろうなぁー。
店長(夫)と出会って、ますます夢が膨らんでいる。
20歳の時、40歳の私が『お弁当屋の妻』になってることなんて、1ミリも想像していなかったけど・・・
ここから20年。
またいろいろ想定外がおきて、60歳になった時
まさか!!こうなるとは!!
となっていても面白いし、逆に『こうなる!!』と明確に決めてしまうのもいいかもしれない。
どうなりたいか??をじっくり探ることとしよう。
そんな矢先、店長(夫)は20年ぶりに玩具箱を開封してにこにこしていたのです。
『20年』というワード。今、来ている!!
あたらしい朝は、希望の朝。
きょうもすばらしい1日へいってらっしゃーい。
また明日!
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おはようございます。
お弁当屋の女将『楽しく遊ぶ♪ayako』です。
お弁当屋で起きたこと・思ったこと・レシピなどを毎朝投稿しています。