アトムの童第2話ーから過去と未来について考える
今回の回もサクサク話しが進んでJohn Doeの2人の過去や菅生隼人がなぜ自分達を裏切った会社で働いているのかーという流れはわかりやすくて見やすかった!
そして今回題名にもあるように、このストーリーの中で私自身とても啓発された事があったのでここに備忘録として書き記しておこうと思う。
※以下、ネタバレあり。
もう一人の仲間である公哉(栁俊太郎)の死によって
ゲーム作りをやめてしまった那由他(山﨑賢人)と
ゲーム作りをやめず大手会社で働いている隼人(松下洸平)
この2人が選んだ対極の生き方から全ては始まる。
那由他→ずっと過去を引きずって(囚われて)6年間もゲームから離れていた(過去から進めていない)
隼人→後ろを振り返らず前に進む事を決めてずっとゲーム業界にいた(未来へ進んでいる)
だが後半、隼人が自分達を裏切った会社で働いていた理由は自分達が創ったゲームを取り戻す為に、その会社でずっと機会を待っていた事が判明する。
そしてその為なら今後一生この会社で働く事を厭わないと考える隼人。
自分達のゲームを取り戻せるのなら、楽しくない場所で(自分を犠牲にして)ゲームを創り続ける事を決めた。(これからも過去に縛られ続ける)
一方、那由他は海(岸井ゆきの)の出会いをきっかけに大好きだった会社で大好きだったゲームを創りはじめた。
那由他はやっとの思いで、過去を自分の中で消化する事ができた。(今は未来を向いている)
逆になった瞬間だった。
過去を消化できていなかったのは2人共同じだったと明らかになったわけだが、
那由他は新しい未来を見据えている(新しいゲームを創りはじめた)
隼人は自分の未来よりも自分達のゲームを守る事(過去)に執着(もう引き返せないと言った)
ここで私は未来に目を向ける大切さを改めてこのストーリーを通して痛感したのである。このように客観的に見れば那由他の選択の方がこれから長い人生の中で満足感を持って自分次第で幸せに生きていけるだろうという予想は容易に見当がつく。
にも関わらず、自分の人生に当てはめると隼人みたいな事をやってしまっていた事っていっぱいあったなーと。
もうここまできたから引き返せない事とか、我慢とか、
過去の事ずっと後悔して、あの時に戻ってやり直せたらーって何度も悔いた事がある。そんな事を考えても過去に戻ってやり直せるわけないのにね。
本当に何回も過去に囚われていた事が多々ある。
(その当時は見事にタイムスリップ系の話に嵌まっていた時期があった)
そうじゃないよねって。過去をしっかり受け止めて、自分の意識を過去にばかり目を向けるのではなく、今が未来に繋がってるんだから目をむけるべきは『今と未来』特に目の前の今に集中する事が大事なんだなって。
頭では理解してても感情が追いつかない事っていっぱいあったなって。
これが『Life goes on』人生は続く
(”それでもしっかりやっていかないと”←このような意味合いも含んでいるそうです)
こういう事かって改めて2人から学ばせてもいらいましたよ。ありがとう!
◇響いたセリフ3選◇
ゲームって性格でる
対戦ゲームの中でさえ俺は地道にコツコツ
でもあいつは正面からガンガン攻め込んでいくタイプ
だから隣にいるとすげぇワクワクする
あいつは俺にいつも知らない世界を見せてくれるから
ストリートファイターもやった事がないような人に任されても
楽しいゲームが作れるとは思えない
バカだなおまえ
俺がここにいるだろ
また一緒に創ればいい
おまえと創ってる時間が1番楽しい
ユーモア
漫才コンビでボケだけ雇ったってしょうがないでしょ。
これらのセリフの数々にワクワクしました✨次回も楽しみです!