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念彼観音力。

今日は台風が日本列島を横切っていくということで

いろいろと早仕舞いしていたりするところが多いようです。


このへんは今は雨が降ってる程度ですが、どうなりますかね。

いずれにせよ平らかでありますようお祈りします。


全然関係ないですが、久しぶりのコメダモーニング。実は初めてのあんこトースト。


お彼岸を前にキレイにしてくれたのね、と言える程度に

何もないといいのですけどね。


今月の地蔵会はお彼岸です。亡き方を思ってご供養するには

ピッタリ。地蔵会のご祈願、お申し込みは20日までです。

18日は観音さまのご縁日でした。


夏から秋には観音経がいい感じ。

いつでもいい感じなのですけどもね。


以前から時々書いてますが、毎日18日には

祥鈴庵では十一面観音さまのご供養を行っています。

また、22日には如意輪観音さまのご供養も。

お寺に奉安されてよく拝まれている観音さまは

六観音のうちのどなたかである場合が多いです。


六観音は六道にそれぞれ配当され、その世界の衆生を救うと

されています。


聖観音 地獄

千手観音 餓鬼

馬頭観音 畜生

十一面観音 修羅

准胝観音、あるいは不空羂索観音 人

如意輪観音 天


という配当。


そして、観音さまといえば33という数字がよく出てきます。

西国三十三観音巡りとか、三十三間堂とか。


これは、観音さまが三十三の変化身をもって衆生を救うと

されていることからきています。


この三十三がどういう変化身なのか、ということは、

妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五に出てきますよ。


これはいわゆる「観音経」と呼ばれるお経。

観音経は独立した一つのお経ではなくて、法華経の中の

一章にあたります。


さまざまな宗派でご供養などに用いられますので

どこかで耳にしたことがあると思います。

特に偈文は日常勤行次第に入っていることも多いです。


観音経は、生きている時にやってくるいろんな苦難に対した時

観音さまのお力を信じてお名前を唱えれば、

観音さまが救ってくださる、ということを述べているお経です。


以前書いた、ボストンでアメリカ人女性に説明した観音さまのこと、

「人が助けを求めて観音の名を呼ぶと、その声を見つけて

 できるだけ早くやってきてその人を救ってくれると言われています」

というこの説明は、実は典拠はこの観音経にあります。


「若し無量百千万億の衆生あって諸の苦悩を受けんに、

 是の観世音菩薩を聞いて一心に名を称せば、観世音菩薩は

 即時にその音声を観じて皆、解脱することを得せしめん」

というところ。比較的最初の方に出てきますよ。


どんな苦難に遭った時も、観音さまを信じてその名を呼べば

助けてくださるのですが、偈文になると

観音さまとそのお力を念じれば(念彼観音力)

火に巻かれたり、高いところから突き落とされたり、

悪い獣に囲まれたり、呪詛をかけられたり毒薬を仕掛けられたり、

王さまに憎まれてまさに処刑されようとしたりしても

その難を逃れることができる、と書いてあります。


そうそう、この中には

「雲雷皷掣電 降雹澍大雨 念彼観音力 應時得消散」

というところもありますので、

台風のすごい荒天も観音さまとそのお力を念じて消散して

いただきたいものです。

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毎月24日はお地蔵さまのご縁日。
この日に法要を営み、

生きとし生けるあらゆるものへの祝福
この世界にあるあらゆる諸霊へのご供養
全ての大地から生まれるあらゆるものへの感謝

をお祈りいたします。
お地蔵さまへのお願い受け付けてます。
締め切りは9月20日です。

宗派宗教にかかわらずお申し込みいただけます。
お問い合わせ、お申し込みは下記アドレスまで。
enshu0615*gmail.com (*を@に置き換えてください)

折り返し申し込み要項をお送りします。

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ヒプノセラピー、システミックコンステレーション、
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ご供養や仏教・密教に関わるご相談
高野山などへの参拝アテンド 等も
同じメールアドレスへどうぞ。
enshu0615*gmail.com (*を@に置き換えてください)


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