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地蔵会のご感想。その2

3月から4月にかけて、いろんなことが移り変わっています。
流れが変わっていくと、出会う人も変わっていきますね。
別れは寂しいですが、新しい出会いは楽しみ。
どこに行っても花は咲く、と思いたいです。

地蔵会にご参加くださった方からご感想いただきました。
ありがとうございます!
許可を得てご紹介いたします。

「圓珠さま

 こんにちは。
 先日は地蔵会でのご供養ありがとうございました。

 いただきましたお次第で3日間自行もさせていただきました。
 春になり暖かくなったこともあってかもしれませんが、
 お勤めをさせていただきながら、
 柔らかい新芽が吹くようなイメージを抱きました。
 亡くなった人のご供養をお願いいたしましたがとても明るく、
 お地蔵さまの穏やかで優しい感覚が印象的でした。

 ちょうど供養会のあとの週末、特にこれといった理由があるわけでもなく、
 何となく実家に今は離れて住む家族が集まりご飯を食べる機会がありました。
 亡くなった人をそこで話題にして偲ぶわけでもなく、終始楽しく過ごせました。
 こういう機会も含めてご供養なのかもしれないなと、
 後になってお地蔵さまの優しさに感じ入りました。
 ご供養は亡くなった人の為だけでなく、
 生きていく人の為にもあるものなんだと学ばせていただいたように思います。

 貴重な機会をいただきありがとうございました。」

地蔵会の修法をしておりました時に、わたしもなんとなく
若草色の綺麗な緑、若芽のイメージが湧いていましたが、
同じお勤めをしているとこういう感応が
起こってくる場合があります。

小さな地蔵会という同じフィールドの中で同じ仏さまへ心を向けていますので、
こういうことはあっても不思議じゃないかもね、
くらいに受け止めていただけるといいかなと思います。

フィールドの力は、ご本尊であるお地蔵さま、修法させていただく僧侶、
そして法会に参加してくださる施主さま、その全員がともに作り上げて
いて、お互いにお互いの力を発揮しやすくする相互作用がそこに生まれます。
「相互供養」とはそういうことでもあります。

亡くなられた方のご供養での新芽が吹くようなイメージは、
その方のいのちがどこかで新しい変化を迎えられたようにも思われて、
生命の不思議と新しい希望を感じますね。
よき方向へどんどん向かわれますよう、改めてお祈りいたします。

お勤めの中でお地蔵さまの雰囲気を感じ取られたり、
ご家族と楽しく会食された時の感覚も、
そこにお地蔵さまとの繋がりを感じてくださったこと、
本当に嬉しく思います。

あるお寺の管長猊下から、
仏さまのご意思は、人とのつながりや人の言葉を通じて現れてくるもの。
それにちゃんと気づけるようになりなさい。
と教えていただいたことがあります。

なんということのない日常の出来事の中に
ふと現れてくる仏さまの思いや、
親しい人が口にしたごく普通の言葉の中に
ふと聞こえてくる仏さまの声。
そういうものを感謝とともに受け止められるということは
本当に素晴らしいこと。

こちらこそ、ありがとうございます。
ありがたいご供養をさせていただきました。

いろいろなお勤めをして、どなたかに回向して振り向けるのは
その功徳の7分の1だそうです。
つまり、7分の6はご自身の功徳になるとか。
さらにその上に気持ちが和らいだりするとしたら、
いいことだらけ、というものではないでしょうか。

亡くなった方だけでなく、生きている方の為にも。

ご供養というのは、実にwin-winなお勤めなんです。
自他法界、同利益。

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毎月24日はお地蔵さまのご縁日。
この日に小さな法要を営み、
生きとし生けるあらゆるものへの祝福
この世界にあるあらゆる諸霊へのご供養
全ての大地から生まれるあらゆるものへの感謝
をお祈りいたします。
お地蔵さまへのお願い受け付けてます。
締め切りは4月20日です。

宗派宗教にかかわらずお申し込みいただけます。

お問い合わせ、お申し込みは下記アドレスまで。
enshu0615*gmail.com (*を@に置き換えてください)

折り返し申し込み要項をお送りします。

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