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アクアヴィタエ。

昨日は観音さまの御縁日でした。
十一面観音さまは天部の神さまをご供養する時に
一緒におられる感じがする、と以前書いたことがあります。

今回の特別弁天祈願に関しても、色々とお力添え
いただいたような感覚があります。

今回の弁天さまのご祈願も無事結願いたしました。
ありがとうございました!
護符の準備も整いましたので、順次お送りいたします。

レトロゴージャスな雰囲気、弁天さまにもお楽しみいただけたかな?

今回のご祈願では、弁天さまにお酒もお供えしています。仏教には不飲酒戒があります。しかし天部の神さまにはお酒をお供えすることも多いです。

前にも書いたことがありますよ。

これを見ると、去年弁天さまのご祈願を始めたのって
巳の月だったのですね。1周年だったことに今気づきました。

弁天さまはイチキシマヒメの本地とされます。
日本においては神仏習合が長く続いてある程度定着したため、
本地である仏さまにも日本酒をお供えすることが
しばしばあります。

日本酒は日本の神さまへのお供物としてとても重視されています。
日本人のソウルフード、お米から作られているものは
日本の神さまがとても喜ばれるもの。
それは日本人の魂や霊性に通じる特別な食べ物だからです。

本来であれば、天部の神さまも仏教の神さまですので
不飲酒戒に反するお酒はNGのように思われます。

しかしどうも、日本においては日本酒のみは
ちょっと別、という感じがあります。
文字通り、日本人にとっての「生命の水」であるから
なのかもしれません。

ですので、弁天さまや毘沙門さま、大黒さまや聖天さまに
お供物としてお酒を差し上げることは
差し支えない、とまでははっきり言い切れませんが
なんというか「苦しゅうない」という感じですね。

もともとインドの神さま方は飲み物としてソーマという
神酒を召し上がる、ということもありますし。

でも、仏さまや明王さま方にもお酒をお供物として
差し上げるというのはやはり日本独特。
特に護摩供養をしているお不動さまのところに
お酒がお供えされているのをよく見かけます。

日本酒はお清めのためにも使われたりしますので
その祓いの力が仏さま方にもふさわしいものとして
奉られているのかなと思います。

お酒は本来、祭礼の時などに酩酊することでトランスに入り、
神霊や霊的なものと合一するためや
神と人との境界を超えてつながるために用いられました。

仏教はそういうエクスタシー型の宗教ではないので
仏と人の境界を越えるためにお酒は用いませんが、
お酒の持つ「境界を無化する」という象徴性を使う場合が
あるということなのかもしれません。

とはいえ、お酒は人が大地の恵みで得たものを使って
手をかけ、工夫を凝らして作り出した傑作の一つ。

人は最上のものを神さまや仏さまに差し上げます。
シンプルに、そういうことかもしれませんね。

大地の恵みと人の営みの両方を見守り、つなぐのは
お地蔵さまのお仕事の一つ。

グラウンディングと大地の恵み、
この世で生きる人たちのいろんな喜びも苦しみも
手助けしてくださいますよ。

今月のお地蔵さまのご祈願、〆切は明日です。

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毎月24日はお地蔵さまのご縁日。
この日に法要を営み、

生きとし生けるあらゆるものへの祝福
この世界にあるあらゆる諸霊へのご供養
全ての大地から生まれるあらゆるものへの感謝

をお祈りいたします。
お地蔵さまへのお願い受け付けてます。
締め切りは5月20日です。

宗派宗教にかかわらずお申し込みいただけます。

お問い合わせ、お申し込みは下記アドレスまで。
enshu0615*gmail.com (*を@に置き換えてください)

折り返し申し込み要項をお送りします。

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