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今回は大所帯でした~41回定期演奏会の振り返り、打楽器編~

8/18に開催された、アンサンブルSAKURA第41回定期演奏会について、打楽器の皆さんにお話を伺いました!


先日は演奏会お疲れさまでした!



Q.はげ山の一夜に威風堂々、チャイコフスキーの交響曲第4番と、打楽器が活躍する作品が目白押しでした!
楽しかったところや苦労したところはありましたか?

A.(団員W)いろんな作曲家のいいとこどりプログラムでしたので、好きな曲が多くて楽しくできました。



威風堂々や禿山の一夜は有名曲ですが、本番でちゃんとやったのは初めてで、長年の希望が叶ってうれしかったです。チャイコフスキーの交響曲第4番も初めてで、今まではシンバルのための曲かと思っていましたが、やってみるとティンパニも難しくて面白かったです。

半面、それぞれの曲想が異なる点が難しかったですね。打楽器は同じ種類の楽器でも個体がいろいろあるので、曲に合う音色を考えて選ぶのが通常です。例えば大太鼓なら、音量も響きも欲しい交響曲では大口径の深胴を、軽く細かいリズムを出したい行進曲なら比較的小ぶりの取り回しやすい楽器を使います。

ただ曲数が多いと、それぞれの曲に合わせて何個も用意するわけにもいきません。そのため、今回は一つの楽器を使いながら叩き方でニュアンスの違いを出す必要がありました。
エキストラの皆さんが本当に素晴らしい演奏をしてくださって、とても感謝しています。

Q.それでは今回、シンバルと大太鼓をご担当くださった、Aさんご夫婦にも感想を訊いてみたいと思います。

SAKURAの演奏会に参加されてみていかがでしたか?

A.(エキストラAさん(奥様・シンバル))


今回のプログラムは打楽器の出番がとても多く、楽しく元気に出来た反面、目立つからこその悩みも多くありました。


指揮者の先生の視線、弦楽器の弓の動き、管楽器の息遣い、それらを見ながらベストのタイミングで叩く…。オーケストラの打楽器ならではの難しさです。体力と精神力が削がれていく演奏会でしたが、同時に打楽器らしく曲を盛り上げることのできる楽しい時間でもありました。
今回の演奏を通して、改めて打楽器の楽しさ、曲に音を乗せる難しさ、指揮者の先生からグッドサインを貰う快感、シンバルを長時間連打する腕の強さを得ることができました。
また同じような演奏をする日を楽しみにしております。

A.(エキストラAさん(旦那様・大太鼓))


打楽器は中学校から大学卒業まで吹奏楽部で9年間続けていましたが、今回はそれからおよそ5年ぶりに再びマレットを握ることになりました。

オーケストラで乗るのは人生で初めての経験で、今回のプログラムで初めから知っていた曲は軽騎兵と威風堂々の二曲のみでした。とはいえ同じ打楽器なのでなんとかなるだろうという淡い期待を胸に練習に臨みましたが、現実はそう甘くなく吹奏楽とオケのギャップに最後まで苦労することになりました(笑)

1つ例を挙げると、指揮との合わせ方が違います。吹奏楽では指揮の打点と同時に音が出ます。一方でオケは指揮の打点が音が出るよりも先になるのです。前者で合わせに行った結果、合奏では何度も飛びしてしまいました。そういう意味では今回のプログラムで1番労力を費やしたのはタテを揃えることかもしれません。

もちろん演奏していて楽しいと思えた部分も沢山あります。私が担当したバスドラムは多くの曲でシンバルと掛け合いになる場面が出てきます。そこが2人で上手く決まった瞬間というのは演奏者としてはとても快感です。
是非またご縁がありましたら演奏させていただければと思います。その時は今回以上にオーケストラの良さを感じることが出来れば良いと思っています。

ありがとうございました!

Q.お二人とも楽しんでいただけたようでよかったです。こちらこそ本当にありがとうございました!
では次回、2025/5/18の演奏会は、打楽器の見所、聞き所はどんなところでしょうか?

A.(団員W)ベートーヴェンの交響曲第8番はリズムの変化が楽しい軽やかな曲、ドヴォルザークの交響曲第8番は親しみやすいメロディーが多くて眠くなるところは一つもない明るい曲です。

打楽器はティンパニだけですが、要所をきちっと締めて、盛り上げられるようにしっかり練習したいと思います!

ありがとうございました。また次回の演奏会も楽しみにしてます!

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アンサンブルSAKURA第42回定期演奏会
日時:2025/05/18(日)13:30開場14:00開演(予定)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
指揮:高石治
入場料:1,000円(当日券あります)
曲目:
ロザムンテ序曲/シューベルト
交響曲第8番/ベートーヴェン
交響曲第8番/ドヴォルザーク

公式HP
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