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中国への留学日記【第2章】

第2章では、留学生の生活についてお話していこうと思います。
第1章を読んでない方はそちらもよろしくお願いします。

留学生の生活

留学生はどんなスケジュールで動いているの?休みは何をしているの?

1週間のスケジュール

平日は週4日で授業、水曜日は授業がなく選択科目が受講できます。

授業は1日で45分1コマの×2です。午前のみか午後から授業が始まるといった感じです。選択科目では中国文化、書道等他にもたくさん学べる授業がありました。
授業内容は中国語の授業です。中国人の学生とではなく他の留学生と一緒に受けます。クラスが初級1、2 中級1、2 高級1、2と中国語のレベルに応じて分けられます。

課題はクラスによって多少量が違い、「予習してきてね~」みたいな感じですが、みんな自分から学ぶ姿勢をもって留学に来てるので普通に勉強しています。授業中も積極的に発言したり、わからないところはすぐ質問するという姿勢は見習うべき点でした。

休日は友達と街を散策に出かけたり、一緒に勉強したりといった感じです。

友達は自然とできます。友達の友達とかのつながりでも遊びに誘ってくれたり、授業の合間の喫煙所で仲良くなったりできます。機会はたくさんあります。学校でも日帰りの旅行を企画してくれるのでそこも色んな出会いがあります。英語もプラスαで勉強したい人にも中国留学はお勧めできます。英語圏の人もいますし、中国語がまだスムーズではない人は英語で話しかけてくれます。私自身週末は友達と食事に出かけたり、触れる機会が自然と増え英語も伸びた実感がありました。

中国人と友達になりたい場合は自分から積極的に行動が必要です。中国の方も優しい方が多く、すぐにできますけどね。特に日本のカルチャーに興味を持ってくれて質問攻めに遭うくらいに気いてくれる人もいます。
それからHello Talkというアプリをやっていました。日本語を勉強している中国人とチャットできます。(当時は無料でできました。)
Hello Talkで会話技術や、方言、砕けた表現なども知れました。
留学生活前半は連休を使って旅行にい行ったり、そんな感じでした。

後半は日本人の方2人と仲良くさせてもらいました。
(先輩の方です。)
私は所属してませんでしたが、先輩たちは日本人のサークルがあり、そこに所属していました。出張、赴任で来ている社会人の方どの出会いもあります。学生の方なら就職とか色々答えてくれるので、そちらで社会人のつながりを作るのもいいと思います。

私の中で少し流行ったもの

「タピオカ」

日本でも流行る少し前から中国ではブームが来てました。
150円ほどで普通のサイズでもかなりでかいです。
見事にはまってました。授業行く前に1杯、午後に1杯とブームに乗り、脂肪ものっていきました。
「鳥亭」

南海大学生の日本人は知っている日本居酒屋「鳥亭」

天津に日本料理はもちろんありますが、どこも日本で食べるより同じくらいか高いという感じでなかなか行けないんですよね。
鳥亭はそこまで高くなく且つ大学にも近いのでたまに行っていました。味も美味しく、日本食が恋しくなったらそこにいって焼き鳥を食べていました。今まだあの店はあるのだろうか、、知っている人いたらコメントで教えてください。

天津

天津市という街について軽く説明します。
天津に留学を考えている方は、ご参考にください。

北京から近く、直轄市の中の1つで人口も1000万人を超える大都市です。
そんな天津では、観光名所、ご当地フードもあります。
引用元:https://4travel.jp/os_shisetsu/10410560
天津で買い物するなら「滨江道」というショップングモール街があります。
伊勢丹もあり、地下1階に日本食のフードコーナーやスーパーががありました。一幸舎の豚骨ラーメンがめっちゃ美味しかったです。
(10か月くらいラーメンを食べてなかったので)
旅行に行っても日本食が手に入れることができますよ。

また大学の近くに韓国人が住んでいる地域があります。
「時代奥城」とあともう一つありますが名前忘れました、、、すいません。
時代奥城はショッピングモールで韓国料理、韓国用品などがあります。本場の味が楽しめますよ。韓国好きな方は是非お勧めします。
家賃
天津市の賃貸料は安くはないですが、めっちゃ高いわけでもないです。
留学後半は日本の先輩と2人で1部屋借りて、風呂、トイレ、キッチンは残りの2部屋の人とシェアするっていう形でした。賃貸は3万円くらいでした。中国の都市で比べると普通な感じくらいですかね。
帰国

帰国

帰りは北京南空港ー福岡空港というルートでした。
中国到着時と同じ帰りもトラブルがありました。

朝7時頃発の飛行機でした。余裕をもって前乗りで空港に一泊しようと、夜高速で北京駅について、北京南空港へ。駅から出るとタクシーの運転手が何人かで待ち構えて話かけてきます。空港まで遠く、深夜1時だったのでタクシーに決めました。200元で合意をし乗りました。道中「留学終わって帰るんです」「そうなんだ、中国はどうだった?」みたいな会話を少しして、中国到着の時と比べ自分の成長を感じながら1年を振り返っていました。中国に着いたときは拙い中国語で不安のままバスにのったりしたなと。

そして空港に着きタクシーから降りるときにトランクの荷物代としてもう100元を要求してきました。その時ふと「この一年と総まとめか、最後の中国語のテストか」と思いました。負けじと反論。少し切れ気味で「最初に伝えとくべきだろ、200元で合意したんだ」と。勝利。中国語の試練は合格しました。

しかし空港に着くも、中には入れませんでした。空港が閉まるので外で待機するしかなかったのです。1月の深夜に2時は死ぬと思いました。外では、同じような人達が。そして待ってましたと言わんばかりに、ホテルの客引きが通常時より上がった値段が書いてあるプレートを首から下げて待ち構えていました。

ちょうど使い切るようにしてホテル代を払える金もなく、またその時ふと「これが精神面での最後の試練か、火車に30時間以上乗った経験の最後の体力テストか」と思いました。とはいえ寒く体調を崩す。どうしようか考えていたら、同じ立場の人と仲良くなりました。その方で色々話をしていると、おばあちゃんが話しかけてくれました。「そこの体育館で25元(400円)で寝ていいよ」と。隅っこのよくある木の長机にストーブと毛布をくれて助けてくれました。あのおばあちゃんに感謝。体力試験は合格という事で。
朝になるとその方ともお別れをし日本に帰りました。

最後に

私の留学日記を最後まで見ていただいてありがとうございました。
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