これを身につければ怖くない!「相手が英語で何を言っているか分からない‥」とき咄嗟に対処できるフレーズ8選
こんにちは。
英語脳パズルのTAKAです。
「相手が英語で何を言っているか分からない‥」こんな状況に直面するたびに頭が真っ白になり、『自分の英語レベルが上がっていないんじゃないか』なんて不安になることは良くあることです。
しかし、相手の英語を聞き取れなくて焦ってしまうのは、英語レベルの問題というより、その対処法を知らないことが大きな原因だとしたらどうでしょう?
今回のブログでは、相手の英語を聞き取れないときの対処法について解説していきます。この「聞き取れないときの対処法」は英語の会話力を伸ばすために最も重要な要素の1つです。ぜひ最後まで見ていってくださいね。
マジックモーメントとは?
英語脳パズルでは「相手の英語が聞き取れない」などの理由で、会話のキャッチボールが成立しなくなる瞬間をマジックモーメントと呼んでいます。
英語で会話したことがある人なら、「あれ?分からない」という瞬間は必ず経験しますよね。しかし実はこのマジックモーメントにうまく対処しないと、どんどん英語コンプレックスが深くなっていく原因にもなるのです。
分からないとき‥やってしまいがちな行動
さて、「相手が何を言っているか分からない」というマジックモーメントが発生したとき、あなたはこんな行動をとってしまった経験ありませんか?
分かっているフリをして相槌を打つ
苦笑いでごまかす
黙ってやり過ごす
こういった行動をとってしまう気持ちは私もよく分かります。しかし分かったフリは相手とのコミュニケーションに誤解を産んでしまう可能性があります。
「ちゃんと伝わったのかな?」
「私と仲良くなりたくないのかな?」
「この人何考えてるのか分からない。」
こんなふうに、あなたの曖昧な反応が相手に嫌な思いをさせることに繋がる可能性もある訳です。
さらにあなた自身にとっても
気まずい感情だけが残る
次第に英会話を避けるようになる
友達を作る機会が失われる
といったデメリットが生まれます。
かくいう僕も、昔は分からない時に「分からない」と言うことができずごまかしていました。しかしそれは相手にも伝わってしまい、結局英語学習の面でも人間関係を構築する上でも遠回りをしてしまうんですよね。
アメリカに留学をしてから親しい友だちができたのは、やはりこの「分かったフリをする癖」を直した後でした。
マジックモーメントは成長のチャンス
しかし一方でマジックモーメントに正しい姿勢で臨めば成長できるチャンスにもなるのです。
マジックモーメントが発生すると、分からないところが明確になります。そのためそのシチュエーションに関連するフレーズを学ぶことで、実践的な英語を身につけることにも繋がるのです。
例えばあなたが飲食店で働いていて、外国人に英語で何か話しかけられたとします。一度では聞き取れなくても、ゆっくり言ってもらったり、紙に書いてもらったりすることで理解できます。こうやって実践を通して得たリスニングスキルは衰えにくく、次回以降に同じシチュエーションに出くわしたら、今度は一回で理解できるようになるのです。
マジックモーメント=成長のチャンス、と捉えて前向きに取り組みましょう。分からないことが明確になるため、それに対応するフレーズを覚えていくと雑談力がぐんと伸びるのです。
相手の英語が聞き取れないときはどうするか
では相手の英語が聞き取れないというマジックモーメントが発生したらどうすれば良いのでしょうか?結論からいうと、「わからないです」と素直に伝え、もう一度説明してもらうことです。
多くの日本人は分からないことを恥ずかしいことだと思ってしまいがちなのですが、会話している相手からすると「分からなくても頑張って理解しようとする姿勢」は好印象です。
逆の立場になって考えてみましょう。外国人から分からないことを聞かれてもイラッとはしませんよね。むしろ無言になられたり、分かったフリで相槌をされる方が嫌な気持ちになるはずです。
それでは聞き返したい時にどうすればよいのか。マジックモーメントが発生した時に使える英語のフレーズをご紹介していきます。
相手の英語が聞き取れないときに使えるフレーズ
分からなかったと伝えたいとき
I didn’t get it.
「わかりませんでした」
I don’t think I understood what you said.
「よくわかりませんでした」
もう一度同じことを言って欲しいとき
相手が言っていることを理解できなかったとき、まずはもう一度繰り返してもらいましょう。この表現を使うことで「相手のことを理解しようとしてくれている」という意思を示すことにも繋がります。
Could you say that again?
「もう一度言っていただけますか?」
One more time, please?
「もう一度繰り返していただけますか?」
もっとゆっくり言って欲しいとき
聞き返しても意味がよく理解できなかった場合は、ゆっくり言ってもらいましょう。
Slowly, please?
「簡単な単語を使っていただけますか?」
リスニングは難しく、文字で欲しいとき
ゆっくり話してもらっても分からない場合、文字にすると分かるということがあります。何度聞いても分からないときは文字にしてもらいましょう。
Could you type it, please?
「(スマホなどに)タイプしていただけますか?」
Could you write it down?
「(手帳などに)書いてもらえますか?」
奥の手:書いてもらって‥翻訳!
表現を簡単にしてもらっても、書いてもらっても分からない‥
そんな時は翻訳アプリを使ってみましょう。
Please wait for a moment. I will use google translate.
「少々お待ち下さい。グーグル翻訳を使います」
そういって書いてもらった英語をコピー&ペーストすれば、英語の文章を理解する助けになるはずです。
まずは失敗しよう
以上、英語が聞き取れないときに使える表現をご紹介しました。これらのフレーズは丸暗記するだけでは不十分で、実際に瞬時に使えるようにならなければいけません。
一番良い方法は英会話の実践を繰り返し、何度も同じ場面に遭遇することです。「今日は分からない時になんとか食らいついた」「伝わらなかったな‥次はこう言ってみよう!」というような経験を繰り返すことで着実に英語力が伸びていきます。
あなたの英語力と対応力が向上することを願っています。ぜひ今回の記事を参考に練習を続けていってみてください。
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