私が見てきた「外資系で生き残れなかった人たち」の共通点
こんにちは!現役GAFAMのワーママ、Erikaです。
外資系への転職やキャリア相談をしていると、「外資系に向いている人ってどんな人ですか?」という質問をよくいただきます。その一方で、これまで多くの非常に優秀な方がGAFAMに入社しながらも、1年以内にあまり成果を上げられず退職してしまうケースを目の当たりにしてきました。
なぜこんなことが起きるのかを振り返る中で、ある共通点が見えてきました。今回は、そんな「外資系に向かないかもしれない」タイプの特徴について書いてみます。これから外資系を目指す方も、キャリアを考える参考にしていただければ嬉しいです。
1. 安定志向が強すぎる人
外資系では、変化は日常茶飯事。組織変更やプロジェクトの突然の中止、上司の交代など、予測不能な出来事が次々と起こります。私の現職では、5年間で上司が4回変わり、半年ごとに変わる人もいるほど!
たとえば、採用時にアサインされたプロジェクトが、入社初日には全く違うものになっているケースもよくあります。プロジェクトがキャンセルされた翌日から全く別の仕事を指示されるなんてことも外資ならでは。
「安定した環境で長く働きたい」という考えが強い方にとって、このスピード感はストレスになるかもしれません。柔軟性と、変化に立ち向かうガッツが、外資系で成功する鍵となります。
2. 自己主張が苦手な人
外資系では、自分の意見をしっかり伝えなければ存在感が薄れます。
「会議に呼ばれる=発言が期待されている」という文化なので、黙っているだけでは評価されませんし、次回の会議には呼ばれないかもしれません。
逆に、英語が完璧でなくても「伝えよう」とする積極性が評価される場面も多いです。外資では、言語スキルよりも「自分をどう表現するか」=self promotion力が重視されます。
3. チームワークが苦手な人
「外資系=個人プレー」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際にはチームワークのスキルが求められる場面がほとんどです。特にグローバルなプロジェクトでは、異なる文化や価値観を理解し、他のメンバーを巻き込む力が非常に重要です。
「多国籍のメンバーとの仕事なんて経験がない!」という方には、こちらの本をぜひ読んでみてください。私も定期的に読み返すほど役立つ内容で、グローバルな環境で働く際のバイブルともいえる一冊です!
4. 明確なゴールがない人
外資系では、「あなたのキャリアゴールは?」と上司に頻繁に聞かれる環境です。(面接でも良く聞かれます!)仮に具体的な目標がなくても、自分なりに考えておくことが大切です。
「自分が何をしたいかわからない」状態で飛び込むと、周囲に流されてしまうリスクがあります。小さなゴールでもいいので持つことで、成長のチャンスを最大限に生かせます。
5. オンオフの切り替えが苦手な人
外資系では、仕事とプライベートをしっかり分ける文化があります。オフの時には一切連絡が来ない一方、仕事時間中は100%集中が求められます。
「プライベートを犠牲にして働く」、ザ・ジャパニーズ・スタイルに慣れている方は、この切り替えが難しいと感じるかもしれません。「休むときは休む」というマインドを持つことが重要です。
6. 「努力」とか「熱意」だけで評価されてきた人
日本企業では「努力」や「長時間働く姿勢」が評価されることがありますが、外資系ではすべてが成果主義。「頑張ったから」という理由だけでは評価されません。結果を出すこと、データで示すことが求められる環境です。
努力や人柄は大切ですが、それだけでは外資系では限界があることを知っておく必要があります。
最後に
今回ご紹介した特徴はあくまで「傾向」にすぎません。たとえ自己主張が苦手でもトレーニング次第で克服できるし、変化への適応力も経験を重ねることで身につけられます。
外資系に興味ある方は、ぜひ「自分の強みは何か?」「どこを伸ばしたいのか?」を一度考えてみてください!
あなたの周りにも「外資系には向いてなさそうな人」っていますか?ぜひコメント欄でシェアしてください!
次回もまたお楽しみに~