無理をしてつまづく奴が多い。ただでさえ大変なのに。人生ってのは山あり谷ありだ。俺はとことん楽しみ尽くしてやる「ビーチ・バム まじめに不真面目」
Hello!
ピザが無いと生きていけないとエンピツカフェの店員さんに噂されているアンです。今日もピザ、もぐもぐとほおばってます。
お気に入りの世界の映画を紹介しますね。
唯一無二の存在感、ストリートが生んだ若き天才映画作家Harmony Korine(ハーモニー・コリン)監督。
ニューヨークのストリートで暮らすティーンエイジャーの生態をドキュメンタリー・タッチで描いたラリー・クラーク監督の「KIDS/キッズ」で脚本を担当し、一躍脚光を浴びたのが1995年。
1997年には若者たちの殺伐とした日常を描いた「Gummo(ガンモ)」、そして1999年、歪んだ家族の肖像を独特の映像感覚で描いていく詩的な衝撃作「Julien Donkey-Boy(ジュリアン)」。
50歳を目前にしたいまなお、最前線のティーン・カルチャーと併走し続けているハーモニー・コリン監督。
エンピツカフェでも紹介した「WAVES/ウェイブス」のトレイ・エドワード・シュルツ監督、「mid90s ミッドナインティーズ」のジョナ・ヒル監督をはじめ、その絶大なる影響を公言するアーティストは後を絶たないといわれています。
今回紹介する映画の舞台は、アメリカ最南端の楽園フロリダ州キーウエスト島。
主人公は、成長しない。反省しない。期待しない。かつて天才と讃えられた放蕩詩人ムーンドッグさん。
ムーンドッグといえば、1940年ごろからニューヨークでストリートミュージシャン、詩人として生活していた、ヴァイキングにような角付きの兜をかぶっていた、あのムーンドッグがモチーフなのかな?
ムーンドッグさんは、かつて天才と讃えられた天才詩人。
しかし今は、謎の大富豪である妻ミニーさんの果てしない財力に頼り、常夏の楽園フロリダ州キーウエスト島で悪友ランジェリーさんらとつるみ、どんちゃん騒ぎの毎日を送っていました。
いつまでも続くと思われた「楽園」でのバカンスのような毎日でしたが、最愛の妻ミニーさんが交通事故により他界してしまいます。
ミニーさんには、莫大な遺産がありましたが、ムーンドッグさんの浪費癖を心配して、「ムーンドッグさんへの遺産は凍結する」という遺言を残していました。
遺産を相続する条件は、再び詩集を出版すること。
ムーンドッグさんは、この日から無一文になり、ムーンドッグさんに残されたのは下着とタイプライターだけ。
これまでの生活が一変し、ホームレスとなってしまったムーンドッグさんは、新作の詩集出版に再起をかけるというお話。
「(社会の人々は)無理をしてつまづく奴が多い。(生きるのは)ただでさえ大変なのに。人生ってのは山あり谷ありだ。俺はとことん楽しみ尽くしてやる」と、自分らしい生き方を高らかに宣言するムーンドッグさん、素敵です。
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