自然に返ろうとしている、じっかのふうけい。
9月22日。
高知県の山奥の実家へ帰っていました。
わたしの実家は集落の1番上なんです(笑)
というわけで、家を出たところから、集落の下方まで写真撮りながら移動してみたので、そんな写真をシェアします。
とりあえず、玄関を開けたところから・・・
↑もうこの日撮った写真の一番のお気に入り写真が登場したので、ここで見るのやめてもらってかまいません(笑)
どうやら、私の父親が出てくると待っていたのに、出てきたのは私だったので残念でした(´;ω;`)
自分の家のお墓の裏に咲いていた花。アプリで調べてみたら、ムクゲというらしい。
家から歩いて2~3分降りたところ。ここも昔は畑があって、写真右側に通路がありまして、下方に降りれるようになっていました。奥は小川になっていて、小さいながらにゴミ拾いをしたりして遊んだ記憶がありますが、もう入ることはできません。
こうやって人が入らなくなると、自然に返っていくのでしょうね。
そして、20数年という年月で植物がここまで生い茂るのは本当に凄い。
歩いて何分と表記していますが、車で移動しています(笑)
写真に写っている川は、高知県が誇る清流仁淀川。
何万回通ったか分からない道ですが、大人になってから、この日が一番、この道路を集中して通った気がします(笑)
↑私の地域の氏神様なのですが、この神社の少し上にも、神社があります。そして、ここから下方にも神社があって、そこには決まって大きな木が茂っていて森になっています。
ちなみに私の実家がある集落は地滑り地域でして、山の斜面が削れたようなところに集落ができています。
そして、神社が3つ真っ直ぐに直線で結ぶようにあるのですよね。
なにか意味があるのでしょうね。
そして、この日気づいたのですが、母方の実家がある集落は同じ町で、これもまた山奥なのですが、その地域には神社が見当たりません。
私の実家は神道なのですが、母方の実家は仏式なのですよね。
だから神社が見当たらないのでしょうかね(^^♪
子供のときには、この道を歩いて帰ったりしていました。
↑こんな道なので、夕暮れ時になると歩いては怖くて1人では帰れません(笑)
道も狭いしくねくねだし、結果、車を運転するにしても、狭い道は全然平気というのは凄くメリットかもしれません♪
どんどん下ってきました。歩いて15分ほど降りたところでしょうか。
古びた水道タンクの壁面を撮るやつも珍しいですね(笑)
田舎の谷には良くあるやつですね。ここから畑に回す水を確保したり。
意外と、くそ田舎の山奥の実家でも、集中して歩けば、写真撮るものもありますね。
再発見です。
↑この植物は食べられないと思いますが、小学校低学年のとき、ひばあちゃんと歩いて降りてきて、『ユキノシタ』という野草を、ひばあちゃんがすり潰して飲んでいたのを凄く印象深く覚えています(笑)※私にも飲めと勧められて飲んだことがありました(笑)
母親の話しによると、ひばあちゃんは少し認知症が入っていて、カビの生えたスイカも食べていたらしい(笑)
父親曰く、『昔の人は、食べていいカビと食べたらダメなカビは良く分かっていた』と言っていましたが、
そんなカビあるのかよ!?と再発見です。
みんなも、食べるなら、食べてもいいカビを食べましょうね♪
そんな、ひばあちゃんは93歳である日の朝、家の自分のお布団の中で亡くなっていました。
大往生だったと思います。
ちなみに、一緒に暮らしていた父方のお祖父ちゃんもある日の朝家の布団で亡くなっていました。
よくよく考えると、このご時世、病院じゃなくて家で眠ったように死ぬって凄いレアだよね。
集落の中腹まで降りてきました。
写真中央に見える大きな木の下に神社があります。
行こうかと思いましたが、暑かったし面倒だったのでやめました(笑)
ここからは、写真撮る気力も無くなって、車で一気に降りました(^^♪
だいぶ降りて参りました。
そして一番下まで降りてきて、国道から撮影。
人が入っていて、草なんかが生い茂っていなければ、もっと入れるところもあって、新たな発見もあると思うのですが、
もう完全に自然に返ろうとしている集落です。
なんだか寂しいと表現することもあるかもしれませんが、それが自然であり、循環なのでしょうね。
いつかは忘れ去られた秘境になるのでしょう(^^)/
忘れないように、備忘録として今回は記事にしました♪
皆さんも、かつて住んでいた田舎なんかを改めて集中して歩いてみてはどうでしょうか?
きっと色んな発見があると思いますよ!(^^)!
それでは今回はこの辺で(^^)/