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人の考えを否定する人の対応

ただいま
アドラー流リーダーの伝え方
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という本の中から

困った部下のタイプ別アプローチ法
というのを紹介したいと思います。

今日紹介するタイプは
【人の考えを否定する人】です。

ー以下本より転載ー

人の考えを否定する人

【相手を認めながら要望を伝え、応じてくれたら感謝の意味を添える。】

後輩Bについて部下A仕事の事だけでなく、
人柄まで否定していたら、

どのように声をかけ対処したら良いでしょう。

私は次のような声かけをお勧めします。

あなた
「A君率直に言いますね。B君があなたに個人攻撃をされて萎えてきてしまっている。と言ってきたんです。何か心当たりはあるかな?」

部下A
「できていないところ2、3注意しました。」

あなた
「そこでお願いしたいのはB君を育てようと言う気持ちはいいんだけども、
かける言葉を4分の1位にしてあげて欲しいということなんだ。
加えてB君の良いところも認めてあげて欲しい。
育てようとする気持ちはどこかに良いところがあると思ってるからじゃない?」

部下
「そうですね。正直手がかかりすぎて面倒ですがやってみます。」

あなた
「A君がB君に対して指導しようじゃないかと言う気持ちを持っていることに感謝します。
私とのやりとりで謙虚に受け止めてくれたことも、
必要であれば3人での話し合いも応じてくれると言うことも嬉しく思います。ありがとう。」

■他者への否定は、過去の出来事が原因になっていることも

あまり他者への否定が強い人がいる場合は、
もう少し踏み込んで関わってみてください。

イライラしてる当人の過去の出来事が原因になってることもあります。

例えば過去の兄弟関係、友人関係の中の誰かと重ねている部分があります。

もしかすると部下Aには弟がいて、
弟に対して昔同じようなことをしていたりするのかもしれません。

自分に近づき追いつき、追い越す存在を徹底的に叩いた過去があったかもしれないのです。

上司として、もし部下Aから相談を受けたことがあったら、

「もしかしてB君を見る時、過去の誰かと重なっていることがないかな?」
と伝えてみるのもありです。

そして部下Aのようなプライドの高い部下に対しては、

「もう終わった過去のことなんだからいいんじゃないの?今のあなた自身ができることを探せばいいんじゃない?」
と伝えてみましょう。

■プライドは劣等感の表れかもしれない

プライドは自尊心のことなので高くて当然です。

ただプライドだけが高くて、
実績が伴わない人は他の誰かのプライドを傷つけることがあります。

アドラー心理学ではプライドは劣等感の表れと見ています。

兄が弟を叩くのは、劣等感をなんとかしたいからです。

学生時代の部活の先輩からひどい扱いをされたていたということで、
自分が先輩になったときされたことをしてしまうと言うこともあります。

もし過去の経験と重なってしまっているのかわかったら
繰り返す必要は全くないことを指摘してほしいのです。

そして「今からできる事はなんだろう?」と確認しましょう。

問いかけてもらうことで本人は今の状況を続ける必要はないとわかってきます。

気づけばそこから変えられます。

気づかずにいるからやり続けてしまうんです。

友人が少なくて、深い話ができないという人も少なくありません。

リーダーが1歩踏み込んで問いかけてみることで意外と素直に応じるかもしれませんよ。

ぜひぜひお試しを!

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それでは今日も一日
はりきって行きましょう!

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アドラー心理学forBusiness@榎本たか
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