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何のために?

今日もアドラー心理学の
【勇気づけ】についての話をします。

勇気づけとは困難を乗り越える
活力を与えることです。

ただいま
【目的を意識する】
というテーマで話ています。

今日は【何のために?】
という話をします。

どんな行動でも、
「何のためにその行動をしたのか?」
と探っていくと、

その背後には建設的な目的が存在します。

前回のメルマガでも
書きましたが、

お母さんのお買い物に
連れて行ってもらえなくて、

お母さんの留守中に
わざとお茶碗を割ってしまった
小学2年生A君の
建設的な目的は?

先に非建設的な目的を考えると

「仕返しをしたかった」

とか

「困らせたかった」

と言った非建設的な目的が
表面的に見えるかも
知れませんが、

小学2年生A君の
建設的な目的は、

「本当はお母さんと一緒にいたかった」

「楽しい時間を過ごしたかった」

「一緒に買い物に行きたかった」

などの【気持ちをわかって欲しかった】
ということかもしれません。

受け入れがたいと思われる
不適切な行動の多くは、

目的が建設的であっても、
その目的を達成するための
手段としての行動が不適切なのです。

不適切な行動とは、
周囲の人たちに対して、
非建設的・破壊的な行動で、

次ようなものがあげられます。

「他者や自分自身を傷つける行動」

「物を破壊するような行動」

「決められたルールを破ること」

「家族や社会の調和を乱すこと」

などです。

建設的な目的を
認識することによって、

自他を問わず、
受け入れがたい行動に対して
寛容になれることが多くあります。

また、認識した目的を踏まえて、
より適切な対処法を考えることが
できるようになります。

例えば、

遊んだ後、片づけない
子どもに対して、

感情的に怒鳴ってしまう
母親Bさんの建設的な目的は?

「きちんと後片付けできる子どもに育てたい」

「責任感のある人間に育てたい」

「いい母親でいたい」

などの、
当事者としての意思が込められた、
未来志向の、創造的で、
建設的な目的の存在に気がつきます。

怒鳴ってしまう母親Bさんは、
自分自身の建設的な目的に
気づくことによって、

嫌っていた自分自身を
好きになり、

目的に沿った建設的な
行動を取れるようになるかも
知れません。

今日は行動には必ず建設的な
目的があるという話をしました。

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アドラー心理学forBusiness@榎本たか
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