見出し画像

娘と生きていく、と決めた先に本屋があった。

今日
久しぶりに長女が
「かゆい、かゆい」と
全身のかゆみを訴えていた。

首、腕、お腹、背中、脚…
すべてをかゆがり
もだえる彼女をみて

私は
明日の仕事を休むべきか
頭を悩ませる。

できれば休みたい。
ただ、今日も末っ子の都合で
休んでしまっている。
明日は、出勤すべきだ、と思い直す。

今、半年間の契約で
週5日勤務の仕事をしている。

ずっと夢見ていた仕事だったので
オファーがきたとき
「絶対やりたい!!」と
本屋をはじめた数ヵ月後に

家族とシェアメンバーに相談(というか報告)
してはじめた仕事だった。

仕事内容はとても楽しく
常に学びを得ているけれども

こうして長女がからだの不調を
訴える姿をみると
まだまだ平日のすべてを
いち企業に捧げることはできない、と
思う。


生後半年の頃
アトピーアレルギーが今よりもひどく
保育園に預けられる状態ではなかった。

治療に必死になりながらも
あぁ、私はこの子の抱えている病と
向き合える時間を作れる働き方を
しなくちゃいけないな、と
思ったものだった。

最初に本屋をはじめようと思ったのも
周囲に迷惑をかけず
自己責任でできる自営業がいい
と思ったからだった。

もちろん、子供を理由に休んでばかりいては
お客さんの信頼を得られないというリスクもあるけれど…

今、目の前で

全身のかかゆみを訴える長女を
仰向けに寝かせて
脚をさする。

一歳の頃
全身のかゆみがひどいときに
よく脚や腕をさすって
眠りにつきやすいようにしていた。

今回も同じようにしたかったけれど
今は妹や弟がいて
姉のそばにいる母に群がってくる。

はじめは母の真似をして
妹や弟が姉をさすっていたけれど
やがて
妹は姉の隣に寝転がる形で母の膝で眠り
姉は脚、腕、おなか、せなか、とリクエストに応じてさすっている間に眠り、
弟は姉が眠りついたと気づくと
母の腕にしがみつき、両腕に抱かれて
眠った。

子供たちが
母である私のそばで安心して眠りに
ついてくれるように

子供たちが
なにか不安だったり
そばにいてほしいと思っているときに
自分が運営する本屋だったら
子供を連れて仕事ができる。

子供と社会を繋げることができる。

こどもの辛そうな姿をみて

改めて
私はそういう場所づくりを
育てて行きたい。と、おもった。

⚫️サポート募集中⚫️
note では、現在サポートを募集しています。
サポート費はこどもとの暮らしや本屋の運営に
活用いたします。
サポートいただきましたら
ぜひメッセージをお寄せくださいませ!
note を通じて交流できることを
楽しみにしています(*^^*)

サポートしてくれたあなたに、幸あれ!