「お茶の間の本屋」が花の香りに包まれ、そして賑やかになった日。
月25日は長女と私が終日店番。
せんぱく工舎の1階すべてがオープンした日でした。
レトロサイクル&キッチンさんはプレオープンとしてお知り合いの方を招いてのお披露目会、
星子スコーンさんでは「浴衣deスコーン」と題し、浴衣の人にはアイスキャンデーをプレゼント。
普段は出ない焼きそばやから揚げなどもあり、お祭りモード。
そして、日常モードの俵珈琲さんと、うちのせんぱくBookbase でした。
星子スコーンさんではせんぱく工舎2階にアトリエがある青山雄一さんの展示が開催されていたり(同じく2階にアトリエがあるあみぐるみpechkaさんとのコラボぬいぐるみも展示されています)、
スティールパンという楽器を使った演奏会が開催されるなど、大賑わい。
その賑わいは、せんぱくBookbaseのお茶の間にも。
小さなお子さんが、ちらほら遊びに来てくれました。
お茶の間は、親がいなくても大丈夫だよ、という場所です。
子供たちが大人と一緒にいることに飽きたら、自分の時間を過ごそう、という場所です。
はじめは「お母さんがいないと心細い」とお母さんの元へ行っていたお子さんも、やっぱり和室も楽しいな…と、行ったり来たりを繰り返すうちに最後はお母さんがいなくてもたくさんお話ししてくれるようになりました。
だんだんと打ち解ける様子を見れるのはとても嬉しい出来事でした。
本屋(=小売り)をやりたいと思ったきっかけのひとつに、
自分の子供にたくさんの人に出会ってほしい、という思いがあります。
長女は昔から人見知りをせず、自分から積極的に人に話しかけるタイプでした。
人にはそれぞれ得意分野がある。その得意を見つけて、伸ばしてあげられたらいいなぁ。
長女にとって、それはなにかわからないけれど、どうやら「人が好き」「話が好き」らしい…
だったら、たくさんの人に会わせる機会をつくりたい。
たくさんの人に出会えば、人が好き・話が好き、というところを活かせるし、出会いが増えればやりたいことに出会える可能性も高くなるかもしれない…と。
だからこそ、こうしてお茶の間で普段だったら出会えない人と出会うきっかけが生まれるのは、こちらとしても感謝でいっぱいの気持ちになります。
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この日は、10時から『季節を彩る はな言葉』のワークショップを開催しました。
著者さんと版元さんから動画をいただき、自由に花ドレスをつくる、というワークショップ。
お花を広げると、香りが和室に広がって心地よい気持ちになりました。
見頃を過ぎた花を茎から切り離し、花びらを散らし…という行為は
見て、触って、香りを感じて…と感覚を育てる行為なのだな、と気づかされました。
小学一年生のお子さんと5歳の子に参加してもらったのですが、どちらもとても素敵な花ドレスを作ってくれ、最後には絵も描いてとても楽しそうにしていました。
著者さん不在のワークショップを開催したのは今回が初めて。
開店して3か月が過ぎようとしているのですが、まだまだ知らないことだらけ。
この日は、貴重なアドバイスをいただいたこともあり、次に生かしたいと思っているところです。
夕方、DIYを手伝ってくれたクラウドファンディングの支援者さんが来てくださいました。
地域の方が来てくれるのももちろん嬉石のですが
こうして都内から来てくださるのも、とてもとても励まされます。
皆様、ありがとうございます(^^)
★9月&10月のイベント★
●8月25日10時~『はな言葉』で花ドレスを作ろう!
●8月29日19時~「Officeで作る簡単ブックカバー講座前編」ドク書房さん
●9月6日19時~『日本の小さな本屋さん』和氣正幸さん刊行記念トーク
●10月13日11時~「韓国絵本を楽しもう』
8月29日19時~「Officeで作る簡単ブックカバー講座前編」ドク書房さん
シェアメンバー向けに開催している「本屋講座」第二弾はブックカバー芸人としてユニークなブックカバーを作り続けるドク書房さんをお招きして、
「Officeでつくるブックカバー講座 前編」を開催します!
前編では主にwordまたはexcelを使ったカバーの作り方やおすすめの紙について説明。10月開催の後編では実際にプリントしてお気に入りの文庫にカバーをかけます!
シェアメンバー向けの講座ですが、公開講座としてシェアメンバー以外の方も参加いただけます!
●申込はこちら●
https://goo.gl/forms/nvnetxxe6epOlkx92
●場所:せんぱくBookbase 千葉県松戸市河原塚408せんぱく工舎d号室
●日時:2018年8月29日 19:00~20:00
●募集人数:5組
●参加費用:1,000円
●持ち物:ノートPC(必要な人のみ。あれば便利、という程度です)
9月6日(木)19時~『日本の小さな本屋さん』刊行記念トークー小さな本屋の育ち方―
シェアメンバー向けの「本屋講座」第三弾は7月25日に『日本の小さな本屋さん』を上梓した和氣さんをお迎えして、全国各地の本屋を訪ねた和氣さんだからこその視点で、「小さな本屋の育ち方」について語っていただきます。
シェアメンバー向けの講座ですが、公開講座としてシェアメンバー以外の方も参加いただけます!
●申し込みはこちら
https://goo.gl/forms/iFvlh5Dk6btz6phj2
●場所:せんぱくBookbase 千葉県松戸市河原塚408せんぱく工舎d号室
●日時:2018年9月6日 19:00~20:00
●募集人数:5組
●参加費用:1,500円
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著者紹介
和氣正幸
会社員の傍らWebで小さな本屋さんの魅力を発信するサイト「BOOK SHOP LOVER」を開設。現在は独立し、雑誌やWebでは記事執筆やサイト運営を行っている。また、イベントの企画・進行なども行うなど多彩な活動を行っている。
双子のライオン堂と共催で「本屋入門」講座をはじめる。現在当店には2名の卒業生が活躍中。
著者に
『日本の小さな本屋さん』(エクスナレッジ)ほか
『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(G.B.)
共著で『全国 旅してでも行きたい街の本屋さん』(G.B.)がある。
10月13日(土)13時~『韓国絵本を楽しもう』
日本の色彩とは違った魅力を放つ韓国絵本。
韓国絵本にくわしいかのママさんが、
韓国の文化が垣間見える絵本を紹介します。
なかには、日本でも翻訳されている有名絵本もご紹介。
現在、せんぱくBookbaseでは一部の韓国絵本を販売しています。
お越しの際はぜひ、ご覧ください。
●申し込みはこちら
kanomami33★me.com
★を@に変えて氏名と参加人数を添えてお送りください。
またはせんぱくBookbaseに直接お越しください。
●場所:せんぱくBookbase 千葉県松戸市河原塚408せんぱく工舎d号室
●日時:2018年10月13日 13:00~15:00
●募集人数:5組
●参加費用:500円
※こちらは当店主催のものではありませんので、詳細はかのママさんまでお問い合わせください。
●リトルスタッフはじめました●
このたび、親子読書専門店NanuKおよびせんぱくBookbaseは「リトルスタッフ」という選書サービスをはじめました。
これは月300円、月1000円、月3000円というコースからお気に入りの本屋さんを支援できる新しいサービスです。
毎日の更新ではなく、週に一度程度で選書を投稿いたします。
どんなテーマの選書か、お楽しみいただけましたら幸いです。
300円コースは選書の閲覧のみですが、1000円以上ですと1000円ごとに応募券がもらえ、本屋が選書した本に応募することができます。
当選した場合は現金の生産なしに本屋で受け取ることができます。
親子読書専門店NanuKでは主に親子向けの選書を、せんぱくBookbaseではジャンル問わず各店主が選んだ本を紹介してまいります。
親子読書専門店NanuKはこちら
https://www.littlestaff.jp/bookstores/9
せんぱくBookbaseはこちら
https://www.littlestaff.jp/bookstores/44
リトルスタッフの説明はこちら
なにとぞよろしくお願いいたします☆
今日の本屋家族
せんぱく工舎非公認キャラクター「せんぱくま」のパネルとともに★
(せんぱくまのパネルは、9月5日まで星子スコーンさんにて展示中)
サポートしてくれたあなたに、幸あれ!