【家族と仕事】子育てを社会に溶かし、社会を子供たちと共有する。
私は、子育てをオープンにしている。
子供が理由でできないことがあれば
堂々と子供が理由でできないと伝える。
もちろん、できることもはっきり伝える。
子供がいる、というのは
言い訳ではなく、ただの事実だ。
まだ男性の育児参加や
母親の職場復帰、子供の預け場所に
安定した答えがないのなら
子育て世代のありのままを社会に見せて
伝えていく。
思想や批判ではなく
事実を伝える。
一方、子供には
あなたも社会の一員だ、
ということを伝える。
成人を迎えるまでもなく
子供たちは生まれたときから
社会の一員として
存在している。
親や家族を失っても
社会の一員であり続けることは
変わらない。
子供たちが否応なく
生きなければいけない
「社会」を
成人間近になって
初めて意識するように
育てるなんて
私にはこわくてできない。
親の仕事を見せる
親の仕事仲間を見せる
お金のやり取りを見せる
お店にくるいろんな人を見せる
社会とはこういうものだ、
と理屈をこねるのではなく
日々の暮らしで
伝えていきたい。
その総称を
「本屋家族」と呼んでいる。
本屋家族、というマガジンには
本屋のこと
シェアメンバーのこと
子供のこと
夫婦のこと
が詰まっている。
サポートしてくれたあなたに、幸あれ!