2019/12/27 風の精は枯葉しか誘わない

2019/12/27
夜中末っ子が嘔吐したため、すぐ動けるようにとリビングで眠る。
明け方次女が寝室に親がいないことに気づき、うなりはじめたところで声をかけ、私の右腕に潜り込む…ところまでは記憶にあるけれど、
気づけばもうお天道様がのぼっていた。朝だった。

長女→次女→末っ子の順に目覚め、末っ子はよろよろしながら長女の腕にまっすぐに飛び込む。長女も優しく抱きとめる。うつくしき姉弟愛。
　
長女と次女に朝食を用意するも、末っ子は嘔吐のためおかゆ。
おかゆはいやだ、でも腹は減る、泣くわわめくわ、挙句夫が次女を保育園に送り、私と長女が部屋掃除をしている隙にキャベツ太郎を見つけ出し袋を開けて食べていた。呼び止めたら静止した。

昨日も完治したと思ってキャベツ太郎食べて失敗してるやん…
なんでまた食べるん…わかった。わかったから。食べるならりんごのくず煮にしてくれ。

と説得し、くず煮を食べているところで夫帰宅。

長い朝を終え、ようやく家をあとにする。
ぽかぽかとした天気、これはお客さん来るんじゃないかなー、と
気合を入れて棚を外にだす。ついでに豆本アクセサリーも外壁に飾る。

うん。やはり天気のいいときは棚は外に出すべきだ。
ぽかぽかいい天気だなー。お客さん来るかなー。と思いながら
先日慌てて帰ったがために片付けができなかったクリスマス類の片づけを行う。

来年はネズミ年かー。ネズミの本なにかあったかな…
ジェリー・ピンクニーの『イソップものがたりライオンとねずみ』（光村教育図書）
グレイラビットシリーズの『ネズミのラットのやっかいなしっぽ』(童話館出版）／選書・Luftschlossさんの本がみつかる。

ん？『クルミわりとネズミの王さま』か…ネズミやな…クリスマスやけど…
どうしょかな。来年はネズミ推したいから、そっと入れておこう…
これも、選書はLuftschlossさん。

お客さんが来ないし年末だしこどもいないし、なので床の水拭きを行う。
さーっと水で拭くと、クルミの床に潤いが満ちる。ような気がする。

ふと外をみると、枯れ葉がくるくると舞っていた。
かつては樹上から地面を見下ろしていた元青葉。
はらりと力なく落ちるしかなかった枯れ葉たちが、風の力で
再び空高く舞うのって、たのしいだろうなー。

できれば、枯れ葉は枯れ葉で、ゴミではなく
自然のものとして、これからもただそこにあればいいのになぁ…

と、くるくる舞う枯れ葉を目で追ううちに視線は芝生に移動し、
紙が落ちているのを見つけたので、外に出していたフライヤーかと思い
確認してみたら、どこかの会社のメモ用紙でした…
強い風は、予想外のものを運んでくる。
お客さんも、運んでおくれと願ってみたけれど、
結局17時になってもさっぱりでした。

帰宅後は冬休みになった長女と次女が夫と一緒に夕飯のクリームスパゲティを作ってくれていました。
　
ありがとう。
母、本屋がんばるよ。

１月の展示で巻き返しがんばるよ！！

というわけで
１月11日から26日まで ひるねこＢＯＯＫＳレーベルの絵本シリーズ
「ねこくんとねずみくん」の原画展を行います。
その名も「ねこくんとねずみくん書店」です！

ねこくんとねずみくんが「書店員」になって、まちの人の「おすすめ本」を紹介します！ぜひぜひ、平日も土日も、お待ちしています！

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