本屋開業の花④ 物件見学と審査

■見学

■部屋決め

(本文)

■見学

1月下旬、omusubi不動産の代表である殿塚さんの案内で

せんぱく工舎の見学に行った。現地まで歩くつもりが、車で案内してもらうことに。

現地までの徒歩の感覚はつかめなかったが、「せんぱく工舎」はとても素敵な場所だった。

2階には、あみぐるみ作家のpechkaさんやフランス額装の方などが入居されていた。

「なにをやるんですか?」と訊かれ

「本屋さんをやりたいな…と」とおずおずと話すと、とても楽しそうに笑ってくれて

「本屋さんいいね、おいでよ~」と声をかけてくれた。

それがなんだかとても心地よかった。

■部屋決め

1階の部屋をはじめに見学。スペースが広く、複数の人と本屋をやるにはこのくらいの広さがいいかも、と思う。

隣には星子スコーンさんという流山で人気のスコーン屋さんが入っていて

ランプが全てスコーンの形になっているなど、こだわりが素敵なお店だった。

とはいえ2階も気になるので、2階も見学することに。

2階はこじんまりとした部屋が多く、こういったところで本屋をやるとのんびりできそうだなぁ…と思ったものの、ほかの部屋は事務所として使うケースもあり、

読書会などをするとなると迷惑になるかも知れない…と思い、断念。

改めて1階の部屋を見ると、奥は元和室のようだった。

「入り口を大人向けの書棚にして、奥の部屋を和室兼絵本の部屋にして、子供達がくつろげる空間にしてみようかな…」

と具体的なイメージが浮かんだ。

ほかの部屋も見たけれど、ここが一番イメージしやすい、ということもあり、

「この部屋に決めます」と言って、今後についての説明を受けることに。

(つづく)



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