PICK UP ARTIST vol.02 | Karin
こんにちは!EnoGGインターン生のAyaです。
「アーティストインタビュー」第2弾!
東北芸術工科大学卒業後、山形でアーティスト活動を行っているKarinさんにインタビューしてきました。
ぜひ最後まで読んでください!
土田果凜(つちだ かりん)
■経歴
山形県寒河江市出身
山形市立商業高校、東北芸術工科大学美術科日本画コース卒業
現在、山形にある会社に勤めながら、アーティスト活動を行っている。
2021年に山形市の霞城セントラルの中にあるコワーキングスペース、ジョージ山形のウォールアートを担当。
ウォールアートについて
・ジョージ山形のウォールアートにどんな気持ちで取り組みましたか?
依頼を受けた時に感じた気持ち、制作過程、完成後の気持ち
依頼を受けたときの気持ちとしては、コンセプトでもある「スタートアップを創出させ、エコロジカルな社会循環」をキーワードに、つばめが幸せを運びながら、加速したり減速してみたり、前へ前へ前進していく、そしてぐるぐる幸せが循環する世の中になってほしいな、というような気持ちで制作していました。制作中はもちろん悩みもありましたが、何より楽しく制作しました。
制作過程では、色に重点をおいて制作しました。青は基本的には寒い青ですが、幸せを運ぶ洗練されたような青、明るい青、元気になる青を意識しています。
完成した際には感動でした。3羽のつばめによって部屋の雰囲気もがらっとかわることと、つばめには「速い」イメージがあるので、いろいろなチャンスが巡りそうだと思います。
・これからどうなっていってほしいですか?
どんどん新たな挑戦をする方が飛躍するように祈っております!
アーティスト活動について
アーティスト活動を始めたきっかけは何ですか?
卒業してから漠然とアーティスト活動をやりたいと思っており、はやとさんと出会い誘いを受け、活動したいという気持ちが強くなりました。機会があればどんどんトライしたいです。
アーティスト活動のどんなところが魅力的だと感じましたか?
実際に現地の人と関わり、最終的には一緒になって制作できることです。実際にお客様がいてのアーティスト活動という中で、お客様のほしいものや要望をヒアリングし、一緒にひとつのものを創ることとそれを体感できることが魅力だなと思います。
実際に現地の人と関わったエピソード、そのとき感じたこと
福島県にて、ある神社の天井画の絵を補修兼新たに制作するという活動があり、伝統的な日本画の手法で制作し納品しました。
実際に納品したときには、現地の方々が大勢いました。納品した絵を最後天井へ嵌め込むときに感じたことは、私たち絵を描いた側だけではなく、関わる関係者のみなさんが一体となり完成させた作品だということです。そのときは非常に感動し、地域のためになにかできたかな、と感じました。
作品のモチーフにしているものや制作するうえで意識していることはありますか?
まずテーマを決めて、そこからアイデアを広げていきます。取材及びスケッチし、そのあとラフ画に落としこみます。
作品のテーマが決まっているものだと考えやすいです。事前に決まっているテーマや要望に沿って自分なりの解釈をし、そこから自分の色を出していくほうが得意です。
どのくらいの期間で作品を制作していますか?
サイズによりますが、数日間~数週間~数ヶ月です。
私は集中すると長時間制作をします。一度集中すると最長で90分は集中していることが多いです。あとは30分置きに休憩をはさみながら取り組みます。
いちばん思い入れのある作品はありますか?
卒業制作の作品です。自分の世界観を表現したいという強い気持ちで臨みました。作品に対しての愛着が強く、制作を一番楽しみました。卒業制作は、立体の作品になっていますが、どんな素材で創ろうかななど、素材選びからワクワクして制作していました。自分の表現力、想像力にあふれた卒業制作となりました。
影響を受けた人物や出来事はありましたか?
アメリカのNorman Rockwellというイラストレーター、また、フランスの画家のToulouse-Lautrec、この2人がいちばん好きです。基本的にヴィンテージが好きなんですけど、Norman Rockwellに関しては、顔の表情が非常に豊かなところと現実以上に表現されているという感じとヴィンテージのイラストレーションそのものが好きです。Toulouse-Lautrecは、線や表現などそこまで多くの色を使わずに描かれているところと一見シンプルでありながらものすごい動きがあり且つ作品の表現力に惹かれます。
ご自身のことについて
どんな性格ですか?
明るい、元気、楽しいことが大好きで行動力あります。人生をエンジョイしていたい性格です。常にワクワク楽しいことをしています!
好きなことは何ですか。
多趣味です。絵を描くことはもちろん、夏は海でシュノーケリング、冬は雪山でスノーボード。他に、DIY・ものづくり、料理・お菓子作り、手芸・裁縫、温泉巡り、旅行、言語勉強、映画鑑賞…。
身体や手を動かしています。アクティブです。
おすすめの飲食店はありますか?
河北町の白鳥十郎(蕎麦店)。冷たい肉そばとゲソ天が好きです。小さい頃から行っています。
休日はどんなことをして過ごしていますか?
夏の休日には海、花火大会にいきます。山寺や湯殿山が好きなので定期的に行っています。冬は毎週末山でスノーボードです。
今後の活動の目標を教えてください。
アート活動を増やしていきたいと思っています。「地域に根差したもの」「自分なりの表現」でお客様をハッピーにします。それから世界旅行、全ヨーロッパを絵を描きながら巡りたいです。
最後にこのインタビューを見てくれている方にメッセージをお願いします。
人生は一度きりしかないので、いろいろな機会を取捨選択しつつも、機会を逃さずに様々なことに恐れず挑戦してほしいです。特に20代のうちに挑戦してほしいです。前を向いて進んでいきましょう!!
取材を終えて
改めて自分のこれまでの制作や性格などを考えるきっかけとなりました!
取材していただき本当にありがとうございます!
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。