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博士の力は”悪用”できるか

 博士号取得者のキャリアパス。私がもう四半世紀関心を持って取り組んでいる課題だ。

 科学ジャーナリスト賞を受賞した「博士漂流時代」も、まさにそのことを扱っている。

 決して今でも関心を失ったわけではなく、毎週発行のメルマガで必ず情報を集約しているし、本にもこのことを書いている。

 そんななか、最近経団連が出した報告書が話題を呼んでいる。

 経団連のアンケート結果や提言は以下。

 これに対して、さまざまな反応が出ている。

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