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茹でガエルは気づかない

 トランプ政権誕生後のアメリカの科学研究が、凄まじいことになっている。

 そのあたりは、上のブログやメルマガに散々書いているので、ここではそれ以上触れない。

 日々新しい情報が入ってきており、まだまとめることもできない。ひたすらウォッチし続けている日々だ。

 NIHのグラントのオーバーヘッド削減は一時的に差し止められた。

 しかし今後どうなるか分からない。

 日本が、いや世界がお手本とした科学の国アメリカは見る影もない。

 もちろん以前書いた通り、反撃の動きがあるのもアメリカだ。集団訴訟はその一つだし、NPOが強いのもアメリカの特徴でもある。

  こうしたサイトが即座にできる。

 そして何度も紹介している憂慮する科学者同盟をはじめとするNPOも行動を起こしている。

 草の根の動きもある。

 しかし、科学界に対する政治介入、政治的干渉は全世界で起きている。

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