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アウトプットのメリットをもう一度おさらい!(2024年版)
昨日の榊原さんからバトンを頂きドクターメイトのアドベントカレンダー、20日目を担当します、プロダクト開発グループの榎本です!
(入社時の気持ちを思い出すって本当に大事ですよね。)
さて、今回はアドベントカレンダーを機に 「アウトプットをするメリット」 について書いていきます。
LLMが登場した今だからこそ得られるメリット も加えて2024年版として書いていきたいと思います。
1. 「現時点の」自分の考え方をセーブできる
1-1. 自分自身の軌跡を振り返る羅針盤になる
これまでのブログ記事を振り返ってみると、 時系列で自分の考え方や役割の変化を把握できる ことに改めて気づかされます。
例えばで言うと…
2022年6月、ドクターメイトのプロダクト開発グループのマネージャーになった時 には下記の課題感 を抱えており…
エンジニアの絶対数が少なく、開発できるボリュームが小さい
オンボードの仕組みが不十分でキャッチアップに時間がかかりそう
中長期の開発のロードマップの精度が低く、短期的な目標にとらわれがち
そこから、採用活動にフルコミットし 、組織設計 やエンジニアカルチャー作りにも取り組む。
2023年には執行役員として経営にも携わるようになり 、事業と開発の両面から「持続可能な介護のしくみ」を創り出す ことに挑戦しています。
そして2024年は全社のOpsやデータ活用、生成AIといった新たな領域にも関心を広げ 、Rust やBizOps といった技術にも挑戦しています。
このように、 アウトプットは自分自身の役割の変遷や成長の軌跡を記録する羅針盤 として機能しています。
過去の自分と向き合うことで、 「あの時の自分はこんなことを考えていたのかぁ(遠い目)」と、(恥ずかしさ半分)忘れてた思いを再び思い出すきっかけにもなり、今後のキャリアを考える上での貴重な資料にもなるかと思います。
1-2. 抽象化思考を鍛える訓練の場
また社外へのアウトプットでは当然ながら、自分たちの作っているものや仕様など社外秘の情報を出すことは許されません。
必然的に具体的な業務内容を適切なレベルに抽象化する 作業が必須となります。これは単なる要約とは異なり自分の行いの本質を考える力 を養う訓練となります。
開発しているシステムの仕様やノウハウをそのまま発信するのではなく、 社外に発信することを前提に情報を整理・加工することで、より深い理解と洞察を得ることができ、それが自分のポータブルスキルとしても活用できる と感じています。
2. LLMが登場してから - 過去のアウトプットを通じた思考の深化のきっかけに
これまでは2024年以前から私が持っている考えでした。ここからはLLMの登場です。LLMはアウトプットの概念をさらに大きく変えました。 アウトプットを単なる情報発信だけでなく、LLMとの対話を通じて自分自身の新たな知識やアイデアを生み出すきっかけ になったと感じています。
2-1. 例えば)NotebookLMによる自己理解の深化
NotebookLMは自分のnote記事やYoutube/Googleドキュメントの内容などを自分で登録し、対話を通じて新たな気づきを与えてくれるAIツールです。
私はこんな感じでWeb上に出している自分の記事をnotebooklmに登録するようにしています。
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こうすることによって、NotebookLMは私の過去の経験や考え方を分析し、「心理的安全性の確保 」「権限移譲の重要性 」「採用への向き合い方 」といったキーワードを提示してくれます。今まで見落としていたこと、忘れていたことを示唆してくれることを示唆してくれることがが非常に多いです。
最近では英語の要約機能も出たので、自分自身のアウトプットを通じて英語のリスニングの勉強もできたりします。(全部わかるわけではないが、何となくわかる)
2-2. 生成AIによる高速なアウトプットの確率
実はこの記事もNotebookLMに下書きしてもらっています。 生成AIを活用することで、 より高速にアウトプットへのハードルは下がりますし、これも自分の考えをエッセンスとして足すことでより多くの学びを作っていくことができると実感しています。
最後に - 持続可能な介護の仕組みを、共に創りませんか?
ドクターメイトは、「すべての人生を右肩上がり」にするというビジョンを掲げ、医療介護の課題解決に取り組んでいます。
このビジョンに共感し、共に挑戦してくれる仲間を募集しています!
AI/LLMやプロダクト開発、またはドクターメイトの文化に興味がある方、ぜひ一度カジュアルにお話しましょう!