公共の福祉に反しない限り、やりたいことをやって生きる!!

この言葉は、私が高校生の時に考えた言葉です。

私は小さい時から、いろいろなことを、親に制御されてきました。

わたしの両親は、わたしが幼稚園の時に離婚し、

それからは母が女手一つで育ててくれました。

わたしと4つ上の姉の二人を大学まで入れてくれて

本当に感謝しています。

でも母から受けた教育方法には

あまり納得できていない自分もいます。


物心ついた時から習い事を週6日

テストはいつも100点じゃないと許されない

毎日、家庭学習のタスクを母に管理され

門限はいつも友達より一時間早かった

友達と遊びに行く約束をしていても、

私が少しでも浮足立っていると怒られドタキャンさせられる


もしかすると、これを見て

教育熱心な良いお母さんだね、と感心する方もいるかもしれません

わたしもそう思います

愛情が故の行為だと十分わかっています


でも、

いつのまにか

母の言うとおりに行動することが当たり前になり

母の願い通りの行動をすることに精一杯になってしまいました。

21歳になった今、小学生の頃の好きだったものを思い出しても

何も思い浮かびません

きっと好きなことなんてなかったのだと思います

何かを好きになりかけても

他にやるべきことがありすぎて

しっかりハマれなかったのではないかな、と思います。

まぁそれでも心から楽しみにしていたドラマもあったりしたけど

何かに夢中になりそうな私の状況に感づいた母に制御されて

あまりにハマりすぎると

すぐにそのドラマやアイドルを見ることを禁止されました。


母はきっと私を正しい道に引き戻してくれていた

と、頭ではわかっています。

でも、どうしても、

あの頃、もっと自由に自分の時間を使って

もっと自分の好きなことを突き詰めていたら

どんなことを経験できていたのだろう

最近見つけた趣味は、あの頃に経験済みだったかもな

などなど

母の制御を受けていなかったという仮説の元で

別の人生を想像してしまいます。


幼少期に母に欲望を制御されていた反動は

1人暮らしをして、自分の好きなもの、やりたいことをトコトン追求してみたい!もう規制されたくない!!

という思いに変わり、

そこから、公共の福祉に反しない限りやりたいことをやる人生にする!!

という言葉を作ることとなりました、笑

当時は受験生だったので

”公共の福祉”という文言を使ったのはそのせいでしょう、笑


とにかく

誰に何を言われようと

誰かを傷つけたり、誰かの利益を損害させたり、

周りに迷惑をかけない、という範囲のもとで、

自分のやりたいこと全部やってやる!!

失敗してもいいから全部挑戦してやる!!

やりたいことも好きなことも全部全部自分で決めるんだ!!!!

という強い反抗心が込められていました笑


実際に大学生になってから3年半とちょっと

好きなことややりたいことをトコトン突き詰めたわけですが、

こうした経験の中では

好きなことを突き詰めるにはそれ相応の対価(時間もお金も)かかること

10のやりたいことの裏には100のやりたくないことがあること

自分の意思は案外もろいこと、笑

自分の知らなかった一面や、社会の知らなかった一面を

知ることができました

大学生になってからも母の制御は続き、

様々なバトルを繰り広げ(笑)

生活費を止められる、なんていうハプニングもありましたが、、、(震)

実際に自分の意志のみで行動を決定できた日々は

わたしにとって

多くの学びを得られたのではないかと思います。


この3年半での経験は

誰にとっても有意義なものであったかどうか、自信がありませんが

少なくとも

”公共の福祉に反しない限りやりたいことをやる人生”を全うできた

楽しく有意義な、

失敗たくさん、満足たくさん、の期間でした。


これからもきっと私は

こうやって自分のやりたいことを突き詰めて生きていくのだろうと思いますが、

”公共の福祉に反しない限りやりたいことをやる”、の

”やりたいこと”の部分が

自分の満足のためだけの、やりたいことではなく、

自分がどうしたら他人にいい影響を与えられるか、という、

誰かの役に立てる満足のための、やりたいことに

変わっていくのだなと

感じています。


これからも

若くて自分の欲望を埋めることにいっぱいいっぱいだった頃とはまた違ったフェーズで、

”公共の福祉に反しない限りやりたいことをやる人生にする”

を、突き詰めていけたらなぁと思いました。


また5年後くらいに、このテーマについて考えたいですね

きっとまた新しい自分と社会の一面を見つけて

新しい失望と希望を持っているでしょう。


不安でもありますが

それが私の人生だと言える、

少し誇らしい気持ちもあります。





みなさんの譲れない人生の軸は何ですか?



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