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何かを”好き”でいることの財産
今回は私の経験で文章を書いてみることにします。
最後には、私が大切にしていることを書いているので読んでみてください。
私はエンタメが好きです。
きっかけは大学生になってあるアーティストにはまったこと。
すごくすごくいろんなものを費やして、自分のできる限りの精一杯でそのアーティストを追いかけました。
人気は一定数あったけど、まだまだ国民的とはいいがたいグループが、目の前の仕事を一つずつこなす中で、少しずつ努力が実り、メンバーがお互いを信頼しあうようになり、ファンも増えていき、どんどん進化していった。
もともとそのアーティストが持つ個性や表現してくれる世界が好きで、好きになったけど、応援する月日が長くなるにつれて、そんな、夢を着実にかなえていく姿に心を打たれて、離れられなくなりました。
そのアーティストのコンサートに行くことはもちろん、活動の場が広がって新しい仕事の情報解禁を受けただけでも、明日が待ち遠しくなるくらい心がときめきました。
たまに、なんでそんなに応援したいって思うの?相手にとっては大勢のファンの中の一人だよ?今好きでいることを辞めても相手にはわからないんだよ?ただのいいカモにされてるだけじゃん、笑、とバカにされることがありました。
そういうことじゃ、ないんです
何かを好きになって応援するということは
相手にとってはファンという数の一部、
例えば500人ファンがいるとしたら、私が500のうちの2であっても10であっても167であっても、相手には変わらずただの1
でも500という数字は1が500集まらないと、1が一つでも欠けていたら500にはなりません
だから相手にとって自分が特別な存在じゃなくてもいい。利用されたっていい。あなたの夢がかなうことが私の夢であり、あなたの幸せが私の幸せ。
だから私はただの1としての役目を全うしていました。
もし夢がかなうことが怖くて、一歩を踏み出す勇気がなくなってしまったら、わたしという1が含まれている500を思い出してほしい。
500ぶんの1として、あなたの夢を支えたい。
そんな思いでした。
それをカモっていうんだよって思いましたか?笑
でも私にとっては、そのカモの期間こそ、青春でした。
自分の力や努力だけじゃどうにもならなかった夢だったけど、本当に夢を一緒に追いかけてた。
自分がその活動に対してたくさんリアクションすることで、その活動は話題性が高まったし、話題性が高まれば、新しくそのアーティストに目を向けてくれる人が増えて、もっといろんな活動ができるようになった。
私の功績ではなかったかもしれないけど、私がやらなくても他のどこかの1がやってくれていたかもしれない努力だったけど、自己満足なのかもしれないけど、
あの日々は本当にキラキラしていました。
そして、
そんなキラキラしている自分が好きだったんです
何かを心の底から好きと言えて、幸せになってほしい人がいて、
ガムシャラに、目をキラキラさせている自分が大好きでした。
だから人から批判されても反対されても”好き”を”好き”でいることを辞めなかった。
今は、少し気持ちが変わってそのアーティストの応援から離れているんですが、ぜんっっっっっぜん、後悔していません!!!!!笑
今でもガムシャラに”好き”を追求した自分に誇りを持っています。
この気持ちも
それって過去の自分の怠けを正当化しているだけじゃん笑
もっと自分の価値に目を向けなよ笑
と、バカにされるでしょうね(もう経験済み、笑)
そんなことを言ってくる人には心の中でこう言ってあげましょう!!
「人を応援する幸せを知らなくてかわいそう!!」
もちろん心の中で、ですよ?
なぜって?
学んだでしょ?何かを好きでいる期間に
自分の意見や感情を真っ向から否定される悲しみを
だから否定せず受け入れましょう
そしてその人のいいところをどんどん探すこと!!
その方がまた自分を好きになれます
この経験をnoteした理由というか、読んでいる人に伝えたいことがあるならばそれは
誰かの好きを侮辱するな!!!です
あなたがバカにしていること、批判していることは、
誰かにとっての大切な”好き”である可能性を忘れないで
もっとその本質にあるいい部分を見つけようと必死になってほしい
そうすれば、世の中のたいていのことに愛おしさを感じて
もっと自分を好きになれるかも