寿司職人と中小企業の採用の意外な共通点とは?
中小企業において、
既存社員の教育・育成・研修に時間とリソースを費やすべきか?
それとも優秀な人材の採用に注力すべきか?
にわとりが先か、卵が先か。
議論は尽きません。
こんにちは、佐藤@小さなブルーオーシャン研究家です。
今回は、一流の寿司職人が、中小企業の採用活動にとても似ていることに着目して記事にしていきます。
一流の寿司職人がやっていることを考察する
私はお寿司が大好き。
周りは焼肉に行きたがりますが、
私はお寿司屋さんの方がいいです。
よくテレビに出てくる、ミシュラン●星のお寿司屋さん。
美味しそうですよね。
私も、こういうお店に行けるほどの人物になりたいですが、
いまはまだまだ。
さて、こうした一流の寿司職人さんたち。
とーっても腕がいいんでしょう。
魚をさばく技術、ネタを切る技術、お寿司を握る技術、接客の技術…
もう、挙げたらキリがないほどの技術を駆使して、
お客さまに最高の一品をお出ししているんだと思います。
しかし、一流の寿司職人さんでも、
最高の一品が出せない場合もあるのではないかと思うんです。
それは、最高の魚が手に入らない場合。
どんなに腕が良くても、魚が手に入らなければお寿司は握れません。
お寿司屋さんが大事にしている工程とは?
一流の寿司職人は、腕の良さだけでなく、
鮮度の良い魚を手に入れるための「目利き」を大事にしているようです。
私も聞いた話ですから、
本当のことはわかりませんが、
寿司職人を目指して弟子入りいた若者が、
魚を選ぶ、つまり「目利き」ができるようになるためには、
相当な努力が必要らしいです。
いや寿司職人歴何十年であっても、
目利きに関する努力は惜しまないのではないでしょうか?
寿司職人さんが朝早くから河岸に出向く理由。
それは、選りすぐりの鮮魚を手に入れる努力を惜しまないからです。
この行動こそが彼らの寿司を美味しくする秘訣なのです。
優秀な人材を採用するためにどんな努力をしますか?
同じように、中小企業も人材採用戦略において大事なことは、
「早期採用」と「目利き」です。
中小企業は、大企業に比べて、
ネームバリューやブランド力、規模、資金力、制度、待遇等々、
劣っている部分が多いため、
「大企業に採用は勝てない」
と思っている傾向が強いです。
そのため、大企業が採用を終えた頃から採用を始めていきます。
では、寿司職人さんたちが、
「自分たちはミシュランの星取り店じゃないから、朝早くから河岸に行くのは止めよう」
となるでしょうか?
絶対にそんなことはしません。できる限り早く河岸に行って
鮮度の良い魚を手に入れようとするのではないでしょうか?
中小企業も同じです。
採用をするのであれば、尻込みせずに早期から採用しようとすべきです。
最初はうまくいかないかもしれませんが、
トライ&エラーを繰り返しながら徐々に力をつけていくべきです。
「目利き」という名の面接力をつけましょう
早期に採用活動を始めるのと同意に大事なことは、「目利き」力を高めることです。
特に新卒採用では、将来の成長と成功に向けて
優秀な人材を採用することが不可欠です。
そこで、面接のスキルを磨き、目利きとしての能力を
高めることが求められます。
優れた人材を選び抜くためには、
ただ単に履歴書や成績だけでなく、
人間性や意欲、柔軟性などを探ることが重要です。
詳細はコチラを読み直してみてください。
美味しいお寿司を提供するために寿司職人は努力をしています。
採用は誰かに提供するために行なうものではありませんが、
寿司職人の工程と採用の工程はとてもよく似ています。
採用活動を成功させるために、
早期からの活動と目利きの技術で優秀な人材を獲得してください。