これからやっていきたい事の続き/2020.4.16
昨日の投稿からもう少し付け加えたいな
と思ったので、追記します。
「メイクで遊ぼう」のもう一つの目的は、
自分の好きなヘアメイクさんを探してもらう事です。
それは、
自分の大切な記念日を
誰にお願いするかを、
お客様にちゃんと選んでほしいからです。
今の現状では、成人式や、結婚式と言われる人生のイベントの時には衣装屋さんや、結婚式場が手配したヘアメイクさんが当日担当するというシステムになっていることが多いと思います。
もちろん今まで担当してくれている美容師さんにお願いする場合もあると思いますが、(成人式はそれでもいいとは思いますが)結婚式は前にも記事を書いたように、美容師さんでは少し力不足な場合もあります。
(結婚式をたくさん経験している美容師さんもいらっしゃるとは思いますが、、)
ヘアメイクって、本当にお客様との共同作業だと思っています。
人にとって、知らない人、初めましての人の顔を触る、触られるという行為は一般の方々はかなり特殊な行為であると思っています。
同じ体の一部でも、髪や体を触る事より、より、パーソナルな距離感、体感だと思うのです。
もちろんフェイシャルエステなんかで触られる事に慣れている方もいるとは思いますが、リラックス目的のものともまた違うと思うのです。
私がお客様側だったら初めましての方に顔を委ねるのは、結構緊張すると思います。
そのうえ、ヘアメイクの技術力や考え方、好きなジャンルなど、ヘアメイク側の情報も少ないとなると、ほうんとうに心を開きにくいのではないかな。と思ったりします。
本当は、ヘアメイクもドレスのように色々試着体験などをして、選べるといいなとは思いますが、現状、商品ではなく技術行為なので、なんども何度もやる事も難しいし、
一度やってもらった方、お話した方だと、断りにくくなってしまう事もあると思うので、それはあまりおすすめもできませんが、
もし、結婚式を迎える前の段階、日頃から、ヘアメイクさんと会ったり、そのメイクさんがどんなスタイルが得意かとかを知っていればその抵抗感は少しは減らせると思うのです。
今は便利になって、髪型なんかはすぐに検索できるし、自分のやりたいスタイルを伝えるのも簡単になりました。
そしてそのヘアメイクさんがどんなスタイルを作るのかも見ることは可能ですし、ある程度のご要望には対応できる技術はヘアメイク側も持っていらっしゃると思います。(技術者としてお客様と相性を合わせる、歩み寄る姿勢はみんな持っていると思いますし、それがプロとしての接客技術なのかもしれませんが)
でも
どんな話し方をするのか、とか
どんなテンションなのか、とか
どんなセンスの持ち主の方なのか、も
とっても大事な要素だと思うのです。
大切な日に、最初から最後まで一番近くにいてもらう方なのです。
言葉にできない、感覚的な相性は結構大事なんじゃないかな?と思うのです。
私も
どなたにで相性を合わせることができるわけでもないですし、
技術も得意不得意があります。
お互い人と人の関係性なので、合う合わないは必ずあるのが当たり前だと思うのです。
なので、メイクで遊ぼうではお客様が私を見定める時間であっても欲しいと思います。
そんなに真面目なノリではやってないですけど、、笑
メイクで遊ぼうは、メイクレッスンではありません。
なので、基本的に私は何もしません。。
メイク道具の説明とか、質問にはお答えしますが、
基本的には好きに使って遊んで行って〜〜
というスタンスでやっております。
なぜメイクレッスンにしないのかは、
上の記述とほぼ同じです。
メイクレッスンもまた、パーソナルな行為です。
私のメイク理念(ちょっと仰々しい。。)
私のメイクに対する考え方を知っていただいてからの
メイクレッスンにしたいのです。
おそらく、どのメイクさんのレッスンを受けるかで、
出来上がってくるお顔は全く違うと思います。。
それはメイクさんの考え方が少なからず影響するからです。
ゆえに、メイク動画なんかもやり方、言い方、仕上がり、全部違うし、情報が収集しきれない。
きっと
自分にとってしっくりくるかどうかは、
こんなリモートや動画が広まった世の中でも、
本当の意味で体に落とし込まれていくのは
生身で触れ合ったり
会話したり、
空気を感じたり、
する事なんだと私は思っています。
(昭和人間だからかもしれないけど)
百聞は一見にしかず
一見は体感にしかず??
かな??
読んでいただいてありがとうございます。
仕事が全くなくても、お家時間が好きすぎてノンストレスです。
良いのか悪いのか。。
でもみなさんのヘアメイクの疑問とか生の声、聞きたいし、お話したいです。
眠っている道具たちも早く使ってあげたい。