血管を鍛える2(なぜサウナは鬱病に効いたか?)
なぜサウナは鬱病に効いたか?
前回の記事で、サウナ➡️水風呂➡️外気でリラックスが、拡張した脳の血管を収縮させ、再び緩めることでポンプ作用により、脳内の血流を良くさせることについて書きました。
しかし、なぜサウナが鬱病に効いたか?については、ひとつも答えておりませんでした。
おそらく、普段使っていない脳の領域にまで脳内の血流を良くさせることで、脳内の血流が活性化され、脳内の脳脊髄液内にある心の粒子の循環も良くなるからではないでしょうか?
また、サウナの高温での呼吸、水風呂の中での呼吸(低温かつ水圧下での呼吸)、外気での呼吸と3つの呼吸により、温度差や圧力差に基づく変化により、体内にある(体腔内にある)心の粒子の循環も良くなるのでしょう。
そして、『ととのう』ことで、脳内血流が良くなり、天から降り注がれる精神(神性な光の粒子)が取り込まれやすくなるのではないでしょうか?
そうすることで、心の粒子の循環が良くなり、心の粒子の停滞の状態である心の病が回復していくのだと思われます。
西式甲田療法との違い??
このサウナ療法ですが、西式甲田療法の温冷浴でも同様の効果があるのではないか、と考えた方もいるのではないでしょうか?
西式甲田療法とは、西勝造先生(1884-1959)の御弟子さんの甲田光雄先生が改良を加えた療法ですが、そのなかに温冷浴が紹介されております。
詳細は、本を読んでみて下さい。
簡単にいうと、私が実施していたのが
水風呂1分➡️風呂1分➡️水風呂1分➡️風呂1分➡️水風呂1分➡️風呂1分➡️水風呂1分
という水風呂と風呂の交替浴でした。
効能的には、サウナ療法と同等の効果が得られるかと思われます。
しかし、昨年5月から肩凝りが酷くなったときに、水風呂に入ると肩から腕にかけて凍るように冷たく、痛すぎて、この温冷浴ができなくなってしまったのです。
ですから、水風呂から先に入る温冷浴の場合、最初の水風呂に入ったときに両腕が冷たすぎて断念してしてしまいました。
肩凝りが改善傾向となったときも、水風呂に入ると再び肩凝りが酷くなるのではないか、との不安からこの療法は実施しませんでした。
ですので、体を温めてから行うサウナ療法のほうが続けやすく、身体のストレスも少ないというのが、私の実感です。
もちろん、この温冷浴も、鬱病などの心の病の予防法としては、効果があるものと思われます。
閻魔堂