ぐるぐる思考が止まらない私が、プロセスレコード(Memori🌳)を実践したら頭の中が凪になったので何が起きたのかをふりかえってみました。
私は、看護師の仕事をしています。
内容は、テレナーシングというものであり、
電話をしながらコンサルティングをするような仕事で
椅子に座りながら、かなり頭を使う仕事です。
いままでは、体を動かす現場の仕事をしていました。
小児科、保育園勤務だった私は、
自分自身の五感を研ぎ澄ましながら、
子どもたちとの非言語コミュニケーションを楽しみ、
素直で、純粋な子どもたちと関われることで
随分とこちらも心が癒されいたんだなぁと
いうことに気づきます。
一方で、
椅子に座りながらの言葉を伝え続ける看護は
言語コミュニケーションでありながらも、
病気の子どもを看病している両親の
恐怖感や不安感などの感情を扱う仕事であり、
他者と、自分の感情を見て見ぬふりをして蓋をして、
お決まりの言葉をどんどん重ねていく
作業をしていたら、どんどん心が疲弊していることに
気がつきました。
(まるで泣いているロボットになったような気持ち)
そうなると、もう頭の中がぐるぐるしていて、
ネガティブな感情の反芻が鳴り止まず、
アルコールを飲むことで、緊張を緩めて
身近な大切な人に愚痴を言いながら
なんとか、仕事をしていたように思います。
そんな時に、看護師のための「再構成法」という本に
出会いました。患者とのやり取りにおいて
自分の中に生じた異和感を対自化していく内観方法で
自分に生じた感覚や感情を丁寧に
記録していくものです。
(プロセスレコード という看護記録です)
看護学生時代は強制的に、毎日毎日実践していたことを
20年ぶりに思い出して、
患者との関わりではなく(外を向いてしまう)
自分の内側の状態を丁寧に
観察できるようにアレンジをして、絵を書いたり、
感情のスコープを用いたりしながら、
プロセスレコード を実践していきました。
これにより、ものすごく思考がクリアになり、
ネガティブな感情との関わりがスムーズに
できるようになったのです。
「私の頭の中では何が起きたのだろうか?」
「書くことで私の頭の中に何が起きたのだろうか?」
そんなことを考えるようになりました。
ヒントは、
精神科医の樺沢先生の
「アウトプット」という著書の中にありました。
インプットとアウトプットの割合は3:7であり
そのバランスが崩れるとインプット過多になり
悩みが止まらず疲れてしまうといいます。
私自身は、インプットが過剰にになっていることにも
気づいていませんでしたが、
アウトプットを毎日意識的に実践していくと
心も体もスッキリとした状態でいられる時間が
増えるので
どんどん実践をしていき、
6ヶ月が経過しました。
何気ない会話の中で感じたことも
Memoにして相手に提案するようになると、
要約をとても喜んでもらえるようにもなりました。
頭痛に悩まされたり
脳が興奮状態で眠れないこともしばしばありましたが、
頭の中が静かになって「凪の状態」を感じられると
本当にスッキリとした感覚に包まれます。
(静寂の中、瞑想ができるようになりました)
まだまだ感情に飲み込まれる瞬間はありますが、
プロセスレコード をすることで、一歩距離をおいて
その感情を別の角度から見つめることができ、
冷静になれます。
何度も繰り返すと、記録せずとも凪の状態が
意識的に作れるようなり、
その状態を俯瞰して捉え、どうしていきたいか?
思考を使って考えていきます。
自分自身のコミュニケーションがじわじわと
変わっていくことで
他者との関わり、仕事との関わりも
とても穏やかになりました
(心の平穏を保つ時間が増えていきました)
実際にどのように、プロセスレコードをするのか?
湧いてきたネガティブな感情とどのように関わるのか?
伴走しながら、体感してもらいたいと思ったので、
セッションを通して、あなたの中の異和感を
ヒアリングしながら、プロセスレコード を
私がMemoをして渡すサービスを作りました。
私は、自分の手で書くことに意味があると
思っているので、いずれは、伴走しながら、
Memoの習慣化を実践してもらう
サービスを作り上げていきたいと思っています。
自分の人生の無意識的なコミュニケーションを
意識的に、観察してふりかえることで、
人生を再構成しながら、
未来を編集していきませんか?
頭を使うようで、感覚感情をしっかり
観察していくので
感性が豊かになっていきます。
そんな新しい自分とのカカワリカタを
体験してみたい方は是非連絡ください。
コツは、コツコツと繰り返すことですが、
確実に自分の土台を積み変えていく大切な所作であると
私は思っています。
【サービス内容のメモ】