どうなる総裁選!? 注目したいのはアノ人!
今月27日は、総裁選の投開票日です。
立候補は9人ですが、そのなかでも私が注目しているのは3人。
石破茂氏
小泉進次郎氏
高市早苗氏
どの候補者にも、強みもあれば懸念点もあるため、それぞれに個人的な考察をしたいと思います。
石破茂氏
国民と国を守ることをアピールしている候補者です。
防災省の創設を掲げている点は大いに評価したいと思います!
なにしろ日本は地震大国。
さらに隣国とも問題を抱えているため、防災はおろそかにはできません。
ただし、金利を上げる宣言をしており、金融所得課税も増税方向で考えている方です。
金利が上がるということは、企業が銀行から借り入れるときの金利も高くなるということなので、企業の成長を止めてしまうおそれがあります。
結果として、日本がさらに貧しくなってしまうのでは……!?
そうなったら防災どころじゃないですよね。
小泉進次郎氏
政界でダントツのルックスを誇るイケメン議員です。
父・純一郎氏もあのルックスから人気が高かったようですが、総理の容姿って、悪いよりは良いほうが断然有利だと思うのです。
たとえば、外国訪問をした際に見栄えの良し悪しはどうしても気になってしまいます。
総理の会見だって、見た目が生理的に受け付けない方だと、聞く気が失せてしまいませんか?
懸念点は、解雇規制の見直しや年金は80歳から発言ですね。
企業が解雇しやすくして、リスキリング環境を整えるということですが、それってただの理想論ですよね?
その財源はどうするのでしょうか?
失業手当や人員が減少した場合の手当ては?
年金80歳からについては、あまりにも突飛すぎて実現するとは思いませんが、このあたり社会を知らなすぎというしかありません。
ただし、最大の強みは菅義偉氏がバックについている点です。
総理在任中はいろいろバッシングを受けていた菅氏ですが、岸田総理になってから、菅前総理の評価はうなぎのぼりです。
また、総理大臣は独裁政治を行える立場にはないため、各大臣・議員を上手く動かして政治を行うことになりますが、小泉進次郎氏の場合、ある程度チームをまとめられることが期待できます。
会見で某記者から低能呼ばわりされたときも良い返しをしていましたので、案外総理になったら好感度上がるかも、とも思います。
高市早苗氏
なんといっても言いたいことをスパスパ言ってくれるのが爽快な方です。
たとえるなら、「気風のいい姐さん」的なお人柄。
一方で、政界では変わり者の部類になると思うので、敵も多いはず。
ご自身でも、「自民党からは嫌われている」と発言しています。
ただし、頭脳のキレは政界随一ではないかと私は思います。
会見でもカンペはあまり見ず、ご自身の言葉で語ってくれますし、知識の幅も広い。
そして強みは、経済に力を入れている点と、防衛力の強化を訴えている点ですね。
高市氏は、増税前にまず経済の成長を宣言しています。
「経済成長をどこまでも追い求め、日本をもう一度世界のてっぺんに押し上げたい」
この言葉は多くの日本人に希望をもたらしてくれると思います。
また、防衛に関して、宇宙からの防衛や北朝鮮による拉致問題にも積極的なところも大きなポイントです。
ただし、非常に個性的な方なので、良いチームを作れるかというと、大きな疑問符がつきます。
もし総理になったとしても、周囲の反発から短期政権に終わってしまうのではないかと心配です。
個人的に推したいのは高市さん
正直言って、今回の3人のなかではもっとも実現性が低いと思うのですが、個人的には高市さんに頑張ってほしいです。
古い殻を破って、ふたたび日本が世界のナンバーワンとして輝けたら素敵だな、と思います。
一方で、小泉進次郎氏が当選しそう、という気もします。
決戦は9月27日!
まずは国会議員票367票と党員票367票の計734票で争われます。
過半数を獲得する議員がいれば総理確定ですが、今回はかなり票が割れそうなので、それはないでしょう。
となると、上位2人で決選投票をすることになります。
このときは国会議員票367票と各都道府県連の47票の計414票で争われます。
いったい誰が私たちの総理になるのか、しっかりと見守りたいと思います。
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