安いニッポンを読んで

日本のモノ/サービスの価格は、海外と比較してかなり安くなってきている。ただ、相変わらず品質は高いままとの事との事で、インバウンド需要や、海外企業からの買収やタスクのアウトソーシング等が加速しているとの事。

よって企業の利幅も低く、日本経済はこの30年間GDPベースでも成長をしていないたしい。それに対して海外はその間も堅調に成長を続けていた。その結果が今の現状を招いている。

上記のような社会に合わせるように企業からのサラリーも設定されているため、結果現在の日本人は世界と比較して貧しい状態となってしまっている。

新たな製品/サービスもこのグローバル社会の進行で、どんどん海外からも入ってきてしまうし、なにより上記の通り、日本は安い国となってしまったので、ハード面/ソフト面(人件費等)含め海外からすれば参入が非常にしやすい状態となっている。

低いサラリー、価格下落同調圧力、外資の参入このような状態で、真に高価格で提供が可能な製品/サービスを日本という国が生み出して、この状況から脱するには何が必要なのか?

また、これからの時代を生きていく2人の子供授けるべき教育とはなんなのか?全ての日本人が考え始めるべきではないか?と強く感じた。私は今39歳で逃げ切れるが、子供達は当問題に直接向き合わなければならない。

[子供達が幸せに生きていくために授けるべきもの] 

・英語/中国語

・グローバルアクセシビリティ(外人も同じ人間だし容易にコミュニケーションが取れるという潜在感覚)

・オリジナリティとしての日本という国/文化に対する深い理解

・レジリエンス(まずはチャレンジする度胸。そして失敗しても立ち上がる胆力。)

・ITサービスを正しく選定し使いこなす力(AIも含め作る力は今後コモディティ化していくとともに、倫理との兼ね合いで頭打ちを迎えニーズがなくなると想定している。)

今後は上記をブレイクダウンして具体的に何をしくべきなのか?どのような環境を提供すべきなのか?を考えていきたい。


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