日本人は、韓国のジャーナリズムがレトリックも含め韓国の市民に向かって報道している内容を日本語で読める状態にある (聖心女子大学教授・鈴木弘貴) というわけで、日本にいる人も、韓国に住んでいる日本出身の人も、韓国メディアが発信している記事や動画や広告まで、苦労せずに(文字通り)情報シャワーとして浴びることができる。ここで注意すべきはリテラシーの問題がある。韓国の「こと」が嫌いな人は、日本ネタの記事見出しだけをより好みして読むことで(しかもそれが韓国大手メディアの記事なので)、
韓国メディアというものは、とても親切である。 (本文とは関係ありません。「JSA」「チャングムの誓い」でお馴染みの女優イ・ヨンエが主演した復讐劇) 関係ないと言いながら筆者が韓国に住み始めたとき、テレビで人気だったのがイ・ヨンエ主演のSBS「花火(原題:불꽃)」であった。奥菜恵にそっくりに見えたイ・ヨンエが、なだぎ武にそっくりなチャ・インピョにいびられるドラマ。セリフはほとんど聞き取れなかったが、横暴な財閥の息子と優しく可憐な女性が振り回されるこれぞ昼ドラ!だと思って観て
では、「ワタシ韓国が大好き」という人は、はたしてどれ位いるのか? 2019年の日本政府の調査 「韓国に親しみを感じる」26.7%(過去最低、前年比ー12.7p) 「韓国に親しみを感じない」71.5%(過去最多) だという。 2009年の調査 「親しみを感じる」が63.1% 「親しみを感じない」が34.2% だったというから、この10年間で韓国への親近感が完全に逆転してしまってる。 で、「韓国のことは大嫌い」と言い切る、この「こと」とはなにか? 1.韓国って、なんであんなに
「ワタシ、韓国のことは大嫌いなんですけど、韓国ドラマは大好きなんです(満面の笑顔で)」 その場に流れる微妙な空気 否、一瞬の沈黙、、、時が止まる、、、 「そ、そんなこと楽韓さん(筆者)の前で言ったら失礼じゃないの?」 「(苦笑)あ、いえ、私も韓国全体は苦手ですが、韓国のヒトやモノ、料理が好きなだけですから・・・」 「楽韓ヒョン」こと筆者は、2000年代に留学し、その後、就職、日本からの駐在員等を経て、在韓歴10年を超える「ナグネ(나그네=旅人)」である。日本への完全帰国後