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酒と涙と男と眼痛

うちの家計は酒飲みが多く、えんじろう自身も日本酒を始め、その後にはワインやウイスキーも美味しいなと感じるようになっていました。
しかし目の状態が悪化してからは、アルコールを飲んだ後に頭痛のような目の痛みのようなものを酷く感じるようになり、もう10年以上ほぼ飲んでいない生活になっていました。

久々の日本酒

一升瓶と小さなコップの写真

先日実家に帰った際に、父が進めてきたのが新潟のお酒というやつでした。お試しセットとして数種類の日本酒がセットになっていたものを購入したらしく、せっかくなのでといただくことにしたのです。

そりゃいいけどこれ「お試しセット」じゃないのか?なんでお試しが一升瓶なんだというツッコミどころがありましたが、父が飲みかけていたものを見てみると、大吟醸と書かれていました。

感想は?

まさに大吟醸だけあって、鋭い甘さという印象でした。研ぎ澄まされたと言いたくなるようなくっきりした味なのでとても飲みやすく、たくさん飲めそうな感じ。
でももちろんえんじろうは自分の体を知ってるつもりなので、写真のような本当にちっちゃなぐい呑みみたいなもので1杯飲んだだけでやめました。

侵襲

飲んでから2時間ほどして、そろそろ寝ようかなと思った頃から、右目の痛みを感じ始めました。それは徐々に強まってゆき、目を開けていられない感じになってきました。開けると世界がやたら眩しく感じられ、涙がとめどなく出てくるんです。
そんなわけで右目は開けずに布団に入りました。

まぶたの画像

痛みと涙は翌日も午前中を通じて出続けました。
アルコールは神経毒。そして神経と言えばその塊が脳みそ。目は脳の一部が外側に露出した器官とも言われる。
色々なことを考えれば考えるほど、お酒と右目の状態の因果関係が強まってゆくような印象でした。

午後になってから少しずつ右目を開けていられる時間が増えてきて、涙の量も穏やかになってきました。
その頃になると少し心にもゆとりが出てきます。

考察

右目のまぶたを指で軽く抑えると、何かいつもより膨らんでいるかのような感触があった。そして押すと圧痛があった。
まぶたの内側になにかがあったのか、浮腫みたいになり普段当たらないところが当たる状態だったのか。それでそれを洗い流そうと涙が出ていたのか?
それとも何か雑菌が入りかけ、殺菌触読のために涙が大量に出たのか?
謎のままです。

涙の目的

涙には目の前の異物を洗い流すというとっても判りやすい目的に加え、雑菌などに対する割と強い殺菌消毒能力が備わっていると、習いました。前者のイメージしかなかった僕には、強めの殺菌消毒効果には驚きと感心をした記憶があります。

だからこそ今回の涙も目的があってのこと。
そう思ったので、やたらとティッシュですぐ拭き取ったりしないで、なるべく出るのに任せておくようにしていました。これも良かったのではないかと思います。
人が体から作り出す成分は、必ず目的がある。僕らの体に備わっている自然治癒力を信じずに、目の前の便宜だけで行動すると、治癒力を活かすどころか、返って邪魔をしているなんてこともよくあるのではないかと思うんです。
風邪引いたときにすぐ解熱剤を飲むとか、怪我した痛みにすぐ痛み止めを飲むとか。本来は忍耐の限度を超えそうなときに使うべきだと思います。

まとめ

メモ用紙とボールペンのイラスト

体に起こる反応をすぐに無かったことにするのではなく、まずは「僕の体はそれをすることで何をしようとしているの?」という風に思いを巡らせてみると良いのかも知れませんね。
でもこれでもうしばらく、お酒はこりごりです(笑)

みなさんもどうぞ、体の声と心の声を大切に素敵な日々をお過ごし下さい。



#enjiro #えんじろう
#お酒 #体 #健康 #反応 #仕組み

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