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maruco51
IPアドレスの基礎知識とその仕組み
TCP/IPを使ったネットワークでは、データの送受信を行うためにIPアドレスが必要です。IPアドレスは通信相手を特定するための「住所」のようなものであり、ネットワーク上のすべての機器に割り当てられています。本記事では、IPアドレスの仕組みと、グローバルIPアドレスおよびプライベートIPアドレスについて詳しく解説します。
1. IPアドレスとは?
通信相手を特定する役割
ネットワーク上で通信を行うために、すべてのデバイスに割り当てられる識別子。
例: サーバーやPC、スマートフォンなど。
IPアドレスの種類
IPv4アドレス:
32ビット(4オクテット)で構成され、一般的に「192.168.1.1」の形式で表記。
現在主流だが、アドレス数が枯渇しつつある。
IPv6アドレス:
128ビットで構成され、IPv4に比べて圧倒的に多いアドレスを提供。
例: 「2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334」
💡 ポイント: IPv6は、将来的にIPv4に代わるプロトコルとして普及が進む見込み。
2. グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス
グローバルIPアドレス
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