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モヤモヤをすっきりさせたいなら、書くことだ〜「自分を変えるノート術」の感想〜

Kindle Unlimitedで読んだ作品の読書感想文、第一弾!

安田修氏「自分を変えるノート術」を読み終えたので、その感想を書いていきたいと思う。

結論から言うと、脳内&メンタルを整えたい、モヤモヤをすっきりさせたいなら、ノートにどばっと書き出すこと。

ノートとペンがあればいつでも始められる、お手軽なデトックス方だと私は推したい。


シンプルイズベスト

最近はいろいろなノート術であったり、手帳術が世にあふれている。

安田修氏の著書もその中のひとつだと思う。

「自分を変えるノート術」では、1冊のノート、ペンがあればすぐに実践できるお手軽なノート術となっている。

過去に私も何冊かノート&手帳術に関する書籍を読んできた。

バレットジャーナルも試してみたし、前田裕二氏のメモの仕方も取り組んでみたけど、結局続かない。

行き着くのは奥野氏の「情報は一冊のノートにまとめなさい」のノート術。

私は基本ずぼらな性格のため、決め事が複数あると最初は良くてもだんだん飽きてしまって、投げ出してしまうようだ。

その点、安田氏のノート術はめんどくさいルールはない。

・日付とタイトルを書く。

・箇条書きでどんどん書いていく。

基本はこれだけ。

タイトルは後で変更しても良いので、そこも自由度が高くていい。

いろいろ試して身についた私のノート術

今日の日付、タイトルを書き、あとは箇条書きで頭の中に浮かんでくるアイディアや考え事を、どんどん書き込んでいく。

ペンの色分けもしなくていいので、ただひたすら書くことに集中できる。

自分の中の勢いを止めずに、頭の中のものを外(ノート)に出していける楽さ。

これはノートに手書きするのが重要だ。

手書きの方が記憶に定着するという研究結果が出ているのだとか。こちらも気になったら安田氏の著書を読んで頂きたい。

頭の中をごちゃつかせている、あんなことやこんなこと。

頭の中を同じ不安、心配事がぐるぐるまわって他のことを考えられない。

そんな時こそ、ノートとペンがあれば頭の中を占領している思考をごっそり外へ出せて、気持ちも楽になれる。

ノートも手軽に買えるし、私はセリアで見つけた方眼タイプのA4サイズのものを選んでみた。

罫線タイプはなんだか思考を制限される感覚があって、あんまり好きではない。

百均最高!

私だけのノート

ノートに書いていると、ふとよぎるのが「誰かに見られたらどうしよう」だ。

このノートはそもそも誰かに見せる前提で書いていない。

そもそも「見せる」という意識、「誰かに見られたら恥ずかしい」といった意識も不要。そんなもの、かなぐり捨ててしまえ。

他人への遠慮も忖度もなしに、汚い言葉になろうが構わずに書いて良い。

自分しか見ないし、ここに書いたことは私しか知りえないのだから。

人間の頭の容量は決まっているので、脳内を占領しているものをノートの上に吐き出して、空いた容量で新しい情報を取り込める。

人間は忘れる生き物。だから心が動かされたこと、覚えておきたいことこそノートにどんどん書き残していく。

「自分を変えるノート術」にはめんどくさいルールはない。

簡単だからこそ、長く続けられる。

この記事も、ノートにがしがし書き込んだメモを再構成して書いている。

ノートに書くことは、私の頭とメンタルを整えてくれる、これ以上にない最善法だった。

むすびに

安田修氏の「自分を変えるノート術」は、複雑なルールはなく、ノートとペンがあれば誰でも簡単にできるノート術だと感じた。

著書ではさらに30分程度、スマホやPCから離れてひたすら書くことに集中する、一人合宿なるものについても書かれている。

というよりも、安田氏はこの一人合宿を推している。

私もカフェでやってみようかなと思ったが、人間嫌いが加速している昨今、他人の気配がする中で集中できる気がしないので、自室で黙々と取り組んでいる。

これがとにかく楽しくて、気がついたらあっという間に1時間以上経っている、なんてことが多い。

書くことに集中してみると、頭もメンタルも想像以上に整うので、新年早々に最強のライフハックを身につけられたと思う。

以上が電子書籍で読んだ作品の、初めての読書感想文。

この世からノートとペンが消えてなくならないことを、切に願っている。

おしまい。

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