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Kling AIをどんどん使ってみる。(8) : LUMA AI のDream MACHINE が当方の運用から脱落か...。

この続きです。

LUMA AI のDream MACHINE の無償使用が恣意的に遅延させられている
状態はますます酷くなり、過去最悪だった 4 日を超えても結果が戻らない
状態が増えて来ました。利用者殺到での能力不足なら同情の余地も
ありますが、新しい ID で入った最初の 2 リクエストが 2 分未満で
返ってきたり、時々は有償利用の優先度を無償利用に間違って付与した
のかと思える速い反応を見せたり、その後それが元に戻される明らかな
動きからは、「有償利用への促しへの懸命さ」を超えて、「無償利用への
嫌がらせの煽り」になって来ている印象が否めません。

Leonardo.AI の単純な動画化(表情仔細が潰れることもあり)に、それと
大差がない結果を出すこともある Kling AI に比べて、LUMA AI のDream
MACHINE は良くも悪くも予想外の結果をもたらしてくれて、驚かされる
(または落胆する)ことも多いですが、その恣意的な遅延にはそろそろ
辟易も来ています。

Kling AI で確実に 6 動画 / 日 を得られるようになったことが反動というか
印象として、LUMA AI のDream MACHINE の遅延ぶりを悪く感じさせて
いるのでした。

本記事では既に結果が出ている LUMA AI のDream MACHINE の作例が
あるものに対して、Leonardo.Ai と Kling AI の結果を並べて比較する
最後として、次の記事からは LUMA AI のDream MACHINE の作例比較
を外すことにします。他の 2 者の結果が速く揃う状況で、 LUMA AI の
Dream MACHINE の作例を待つことが、作業のテンポを非常に悪くして
いますので。

LUMA AI のDream MACHINE は作品公開や比較とは非同期で扱うことに
しました。仮に数分レベルにまで性能が上がるとしても有償契約はあり
得ません。運用から見える企業の大人げない姿勢に何となく忌避感を
否めないのでした。
(….とまでは言い切れず、この点は本記事末尾の通り、まだ迷い中です。)

LUMA AI のDream MACHINE の作例が現時点であるのはたった 4 例でした。
それに対して翌日リトライが容易な Leonardo.AI と Kling AI の結果を
からませて行きます。


Stable Diffusion Web UI Forge による SDXL 系(sd_xl_base_1.0.safetensors) の宇宙ステーション画の原画での比較です。

Leonardo.Ai による動画化です。まずます重厚かつ必要充分な演出です。

LUMA AI のDream MACHINE の動画化です。
人が居ても良さそうな感じにバーチャルディスプレイなどが出て来ます。
便利で準備万端な環境に主人居らず、の印象です。

Kling AI の動画化です。
2 シーン化したように一気に宇宙空間に放り出されるのが落ち着きません。
人工衛星からの写真が無かった時代の地球像のように雲がクリアです。
(1950 年代までの米国 SF 雑誌の表紙に描かれた地球のようです。)

設定を「Relevance」側に 0.9 まで倒して翌日リトライしました。
これはなかなかベストな仕上がりです。

Stable Diffusion Web UI Forge による SDXL 系
(nightvisionxl_release0770Bakedvae.safetensors ) の宇宙ステーション画の原画での比較です。

Leonardo.Ai による動画化です。あえて中心以外は回っていない奇妙な
演出と言えますが、他も同様で…。

LUMA AI のDream MACHINE の動画化です。
同様に回転しない宇宙ステーションの裏面は焼けただれている…?

Kling AI の動画化です。
設定で動画変化量を抑えめにして人物画を仕上げた流れのままだった
からか、最も地味な演出で終わっています。 

翌日に「rotating space station」を prompt に補足してリベンジ
しましたら….。

これがベストの仕上がりかと感じます。
LUMA AI のDream MACHINE の動画化に対して Kling AI の動画化が
勝ったら気分上々な、この本末転倒の心境は一体何なのでしょうか….。

Stable Diffusion Web UI Forge によるサイバー女子隊員画の原画での
比較です。

Leonardo.Ai による動画化です。
無難にして最低限の演出です。原画のニュアンスも保持されて表情の
崩れもあまりありません。

LUMA AI のDream MACHINE の動画化です。
後半が余計ですかね。予想外の展開は悪くないですが、表情の別人化は
いただけません。CivitAI では最後をカットしての公開にしますか。

Kling AI の動画化です。
これはあまりに酷いです。これも設定を「Relevance」側に 0.9 まで
倒して翌日リトライしました。

どうにか意図に沿いました。大見得を切ったような眼と手の動きの意味
は良く分かりませんが。(この際の設定が上掲の宇宙ステーション動画の
地味な結果に影響したようでした。)

さらに翌日リトライしましたが、何ですかこれ….(^^;)。
光るボールを回収して「ポケモン、ゲットだぜ!」で、すかさず TV 局
のカメラが寄る? 嬉しそうな表情です(呆)。

設定は「relevance」側に 0.85 でしたが意図は通らず制御不能の
印象です(白旗)。隊員の下半身がハード装甲でなくなっている
(体操服のジャージ?)っぽいのも気になります。原画では隠れて
いた部分の情報を周囲から外挿出来なかったのですかね…。

Stable Diffusion Web UI Forge によるサイバー女子隊員画の原画での
比較です。

Leonardo.Ai による動画化です。
無難な最低限の演出ですが、表情の仔細が潰れています。

LUMA AI のDream MACHINE の動画化です。
人物(とカメラが)前後に動くところでピントの位置が後方の人物の
ほうに動いたりまた戻ったり、ハレーションも効果的でなかなか凝った
演出です。表情も原画のニュアンスを保持しています。
こういうところが LUMA AI のDream MACHINE を無かったことに
できない強烈な魅力なのでした。

Kling AI は一貫して横顔が美しくないようです。
先の記事でのサイバー男子隊員ではそんな印象は無かったのでしたが。
最後には右の女性まで不美人になっていてがっかりです。

Negative Prompt 欄に「Ugly profile, pouting lips(醜い横顔、口を尖ら
せる)」を添えて翌日リベンジしてみましたが、左の女子隊員の
横顔は相変わらず美しくないです。
先の記事のサイバー男子隊員の動画のように全方位から矛盾のない
均整が何故得られないのか理解に苦しみます。

比較のために再掲します。

現状の遅さで使い続けるのは苦痛にしか思えない(見たくもないほどの
レベルで使いたくない)ものの、LUMA AI のDream MACHINE の作例を
外した比較は、きっとつまらないものになるでしょう。
Leonardo.AI の単純な動画化と、それとは違う予想外の結果を出す
Kling AI の二元化ですので、比較自体の面白味は今までと比べて半減
しそうです。多くのケースで Leonardo.AI は Kling AI の引き立て役に
しかならないでしょうから。

比較をしないで Kling AI の作例だけを追って行くのが良いかもしれません。

上述に反して、LUMA AI のDream MACHINE を有償契約して高速化出来た
ほうが 3 極比較を軽快に楽しく続けられて良いのでしょうか。
(動きを見ていると「DREAMING…」表示になってからは 2 分未満で
動画生成しているようです。)

ロゴは消されずも、待ちの改善が期待出来そうな「Lite」契約で
月 9.99 ドル(約 1440 円)。年契約で 20% Off であっても 95.90 ドル
(13809 円)一括払いか….。
いやぁ、年払いは 1 年後のこの世界の進化度がどうなっているかも
分からないし、当面、月払いで「Lite」契約がギリギリ限界ですかねえ。
サブスクリプション契約なので、解除しないと延々更新されます。
ロゴが消える「Standared」契約など、月 29.99 ドル(約 4320 円)など
とても無理。無理というかそこまでの価値は感じません。

どなたか現時点の有償契約での処理速度を記事化またはご経験されて
いないでしょうかね….。
見て回りましたが昔は「Lite」も無く、有償契約に無償契約分 30 動画が
含まれていなかったような酷い状態もあったようでした。
(情報公開をありがとうございます。)

次の記事は「Lite」契約が登場してからの情報でしたが、「Freeプランより高い優先度で動画が生成されます。」以上の定量的な情報はありません。
(情報公開をありがとうございます。)

どんどん想いが加速して視野が相対的に狭く突進して行きそう
(当方、猪年生まれの血液型 AA)ですが、そもそも比較は必要
なのでしょうか。
CivitAI への公開に当たって、Leonardo.AI の動画化で不満足なら、
翌日リトライをして、Kling AI の動画化と翌日リトライとの比較を
して最もましなものを選抜するだけで良いのかもしれません。

分からなくなってきました。少し出方を考えます。

最近、ローカル描画作業にあてる時間が全くありません。
特に VideoProc Vlogger が CivitAI 投稿のために動画編集で立ち
上がっていると、GPU VRAM での競合があるのか、
Stable Diffusion Web UI Forge がメモリ不足エラーで落ちること
が多いこともあって、環境を分けた筈の動画生成とローカル描画
作業が結局二律背反になってしまっています。

手間と待機により「蓄積してきたローカル描画に命を吹き込む」
作業が、今までのローカル描画の蓄積量を良いことに、新たな
ローカル描画の模索を止めてしまっています。
それは当方の望んだ状態とは言えないのでした。


ご覧いただきありがとうございます。




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