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pyramidflow が動作する最低限の環境を検索するとともに...。

この一連の七転八倒記事は公開時点(2025/01/22)では全て解決
しております。懇切丁寧にご指導いただいた幸運を得ました。
なので当面、ただ七転八倒の経過のみご覧ください。同じような
隘路にある方のご参考になるところもあるかと考えます。(当面同様)



この続きです。
pyramidflow が動作する最低限の環境を検索するのと並行に例のメッセージ
の意味するところを憶測ではなく、その対処を含めて ChatGPT に照会を
かけました。ネット上では本件を解説するサイトは見つかりませんでした。
(2024/12/22 時点)

[ERROR] Error during text-to-video generation: CUDA out of memory. Tried to allocate 80.00 MiB. GPU


このエラーメッセージが意味するのは、現在のGPUメモリ使用量がVRAMの上限(8GB)に達しており、さらに80MB(80.00 MiB)のメモリを割り当てようとしたが、失敗したということです。

つまり、エラー時点でのメモリ使用量は8GBに非常に近い状態で、あと 80MB分足りない ことになります。


とのことでした。たった 80 MB が少なくとも次の実行ステップで足りず
異常終了となったとのことで、憶測とは合致していました。

また、pyramidflow が動作する最低限の環境を検索する中で、現時点で最も
ローエンドの環境は、RTX4060 Ti (GPU VRAM 8 GB)または RTX3080 
(GPU VRAM 10GB)でした。
前者の情報詳細は不明で動画だけがYouTube に公開されており、後者は
X で環境を明言のうえ、動画を公開されていました。

RTX4060 Ti (GPU VRAM 8 GB)で動くなら速度はさておき、RTX4060
(GPU VRAM 8 GB)でも動いて欲しいところですが….。

RTX3080(GPU VRAM 10GB)でも稼働するという情報は、上掲の
「たった 80 MB が少なくとも次の実行ステップで足りず異常終了と
なった」という内容とも符合します。

動画を見るにつけ、KlingAI の Kling1.6 でも充分ではないかという気も
していますが、一旦火が付いた執着はなかなか収まるものではありません。

引き続き現状での対処法を ChatGPT の回答から参照しました。

「Windows自体の設定でGPUのVRAM割当量を直接増やすことはできませんが、以下の方法でパフォーマンスを最適化し、アプリケーションがGPUリソースを優先的に利用できるように設定できます。」とあり…。

これを実施しました。

併せてこれも確認しました。(こちらは設定済)

この「最後の手段」はノート PC なので実施出来ません。

設定後、より処理が軽いと思われる Text to Image 処理を試しましたが…。

[ERROR] Error during text-to-video generation: CUDA out of memory. Tried to allocate 80.00 MiB. GPU

やはり同じエラーで終わりました。

RTX4060 Ti (GPU VRAM 8 GB)で動くのに、何かメモリの動作が異なる
のでしょうか。RTX4060(GPU VRAM 8 GB)で不足するたった 80 MB を
うまく処理できるかどうかに差があるようです。

一方、不足するのが本当に(次のステップだけではなくトータルで)80MB
だけなら、 RTX3080 (GPU VRAM 10GB)の中古機を探すという手は
あります。最安価で 11 万弱のものがありました。(本記事公開までに
売れてしまってリンクが無くなるとは思いますが。)

40 万とか 80 万とかには手が出ませんし、そこまでの価値も無いとは
考えますが、10 万代前半となれば「失敗しても勉強代」と言えますか
どうか….。

それよりもハイエンド機より個体数が多い RTX4060 機でのたった 80MB
不足をどうにか pyramidflow または pinokio の update で解消して貰えない
ものでしょうか。
Pinokio の上に pyramidflow を積むのがたった 80 MB の不足を生むなら、
ComfyUI の上にだったら少しでも軽くなって動くか、という先日の
トライは、結局皆目分からないまま頓挫してしまっていますし….。

ComfyUI と pyramidflow をつなぐノードの所在、結線の仕方などを
解説してくれているサイトは今のところ見つけられていません。

ノードは存在するようなのですが、これだけではどうにも理解が
足りません。簡単な説明はあって、そこから詳細な手順に進めなくも
ないのですが、また失敗するに決まっている「git clone….」などが
羅列されています。

ComfyUI 自体もインストーラが出来て導入ハードルが下がりましたが、
このような拡張も基本、インストーラでの導入をお考え頂けないもの
でしょうか….。

やはりまずは最速で 2025/01/01 以降予定での Tensol.Art への有償契約
で 「pyramidflow-miniflux」(768p)を試してみることを先行させます。
現状、ローカル PC で動かそうとして 80MB 不足の失敗に至っている
のは 384 p の動画生成で、少なくとも Tensol.Art での実行結果は全く
実用にならなかった、という意味でも、これ以上 RTX4060 の現環境で
七転八倒を続ける意味はありません。

384 p なら RTX3080 10GB でも動いた、としても結局満足出来るもの
ではないということなのでしょうし。ただ上掲作例はそこまで悪くは
ありませんでしたが....。

(ミニタイムカプセル感は続行中。本記事公開時点では結果がいろいろ
出ている筈です。)


ご覧いただきありがとうございます。



(2024/12/22 執筆)


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