CivitAI に不審な照会到来...。
この記事を纏めている最中、2024/05/27 (月) の夜、急に
CivitAI メンバからの照会チャットがありました。
「あなたは comfyui か a1111 を使ったクリエータか?」との照会でした。
「私は Stable Diffusion Web UI Forge を使っている。a1111 は
以前使っていた。かっちりとした UI を好むので comfyui は使ってない。
今までのAI 描画の経過はここを見てください。
(ただし日本語オンリーです。悪しからず。)」と回答しました。
「ウエブサイトはクールだ。forge は a1111 に似てるね。でも詳しくは
分からないな。」とのことだったので、謝礼とともに 「forge が a1111 の
改良版で SDXLも使えるようになった。」と伝えたところでチャット終了
となったようです。
comfyui の達人で作例も多数あるのかなとuser 検索しましたが、
何もありませんでした。「Cheapcomfyui」という ID だったので
達人っぽいかなと期待しましたが、そうではありませんでした。
こちらの伝えたいことが伝わって、何かの役に立ったならよいですが….。
そう思っていたら…。
「了解。comfyui/a1111ワークフローをプレイグラウンドとして公開・非公
開でホストし、gpus にお金を払うことなく他の人と共有したり、そこから収入を得ることもできるプラットフォームを紹介したかった。あなたが興味を持つかどうかはわからないが。」とのこと。他の「お金になる」プラット
フォームを紹介したいようでしたので、「今は他のシステムを試すゆとりはないかな」と提案に謝礼を送っておきました。
英語圏の相手に断りを入れるのには曖昧な態度でなく「No Thank You」を
しっかり明示すべきところ、日本人の矜持を踏まえてやや柔らかくそれを
示しました。
(なぜ「we can」になってしまったのか。「I can」でしょうが。
ちょっと失敗….。)
12 時間後、「了解。お時間とって貰ってありがとう。」が返って来て
どうにか落着となったようです。
別のプラットフォームでこちらが無償利用なのに、作品で稼げるのだ
としたら、CivitAI でもっと沢山の反響を得られていることでしょう。
note でも有償記事を書いてもそれらを読んで貰っている筈。
(一度試したものの惨敗で無償記事に戻しました^^;)
CivitAI にいくらかでも作品なり描画モデルの投稿があったならまた
印象は違ったかもしれませんが、それが無いので、そのバランスの
悪さも気になります。
そもそも URL を示して「こんなサイトで画を発表してはどう?」
と言えば済むところ、サイト名も見えず、当人の正体も全く明かさず
という状態なのでした。
その点、次の note 記事にコメント欄でアクセスして来て下さった
GAT1 氏は作品も描画モデルも CivitAI にあって(ID = armani55)、
それだけで「どんな方なのか」が見てとれました。
お互い AI に描画させているとはいえ、画にはその人の嗜好や人格
が見てとれるのです。クリエータがクリエータにアクセスすると
いうものは、そうあってしかるべきではないかと思うのでした。
そう考えれば、恐らく相手はクリエータではなくブローカーだという
ことでしょう。正邪はさておき。
もしかしたら、新しい可能性の場に赴く機会を自ら潰してしまった
のかも知れませんが、「稼げる」話が向こうからやってくる、と
いうのには警戒をしたほうが良いのは、この分野に限らずのことです。
極めて稀な状況でしょうが、同様のアクセスを受けられた方への
ご参考になれば幸甚です。
ご覧いただきありがとうございます。
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