pyramidflow-miniflux（384 p）､LTXV i2v Lightricks､CogStudio + Dain-APP､KlingAI の 4 者比較（1）。
ComfyUI - LTXV i2v Lightricks の Image to Video（以降 i2v）を使えるように
なり、選択肢が増えたことで ComfyUI - pyramidflow-miniflux（384p）を
どうにかまともになるようチューニングしようという気概が薄れ、当面、
Tensol.Art の有償クレジット購入までして、pyramidflow-miniflux（768p）
の真価を確かめようという執着も 2025/01/13（月）時点で 一旦棚上げ
としました。
というのは、動画の質感比較では、
KlingAI ≧ CogStudio + DainAPP（32 fps）> pyramidflow-miniflux（384 p）
で決着したと考えており、なおかつ Tensol.Art の ITX-Video-2b や
pyramidflow 大元のデモシステムがほぼ動かなかったことから、
有償クレジット購入までして、Tensol.Art の pyramidflow-miniflux
（768 p）の真価を確かめられる保証は無いからです。
2025/01/12（日）の夜現在、「STAY TUNED」状態（まだ使えない）
ではあるものの、Tensol.Art の Img2Video メニューに HunyuanVideo
までが登場しつつあるようで、もう pyramidflow-miniflux（768 p）に
とどまってこだわる事態でも無くなって来たのでした。
ローカル PC でも選択肢が増えて来た中で、まずそれらを使い込むことが
苦労して実装した甲斐というものです。
過去の記事で記した通り「雨後の筍のように CogStudio に競合する動き
が現れる筈」がまさに今（2025/01/13 本記事執筆時）なのでした。
なので、この記事は決して頂上ではないものの、コストパフォーマンス
が最優位 かつ Kling 1.6 による表現力改善が目覚ましい KlingAI に対して
非力な（但し何を表現しようとも何者の検閲もない）ローカル PC で動く
LTXV i2v Lightricks がどこまで肉薄出来るか、同様に pyramidflow-miniflux（384p）がその水準より勝るのか劣るのかを確認する内容とします。
CogStudio + DainAPP も比較対象としたいですが、 RTX4060 機を 1 台
しか所有しないので、動画素材を蓄積させるのが大変（動画生成の
上に DainAPP での質向上の 2 工程が必要）であるため、残念ながら
今回は基本的には外しました。……が、記事公開までに充分な時間が
ありましたので、後で追加して内容を編成し直しました。
LTXV i2v Lightricks に関して言えば、Text to Video（以降 t2v ）での
HunyuanVideo との比較対決も控えていて、言ってみれば、本記事がpyramidflow-miniflux（384p）に一旦見切りをつける場となるのかな
と考えつつも、実際にはこの一連記事の中で並べて比較判断します。
FLUX.1 on Stable Diffusion Web UI Forge による原画です。
（プロンプトは過去記事で掲載済。以降同様）
それぞれパラメタ調整をしながら何投かさせてのベストを比較します。
全てに原画と同じプロンプトを与えています。
pyramidflow-miniflux（384 p）です。
LTXV i2v Lightricks です。あら….。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
KlingAI（Kling 1.6 Professional モード）です。
原画です。
pyramidflow-miniflux（384 p）です。
LTXV i2v Lightricks です。むむ….。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
うわうわ回り過ぎ。質量バランスはどうなってる…。
動画変化量を抑え気味にしたら逆に爆発してしまいました。
描画が暴走してクラッシュしたのとはちょっと違います。
真空かつ無重力での爆発事故で回転が止まることはありませんがね(^^)。
動画変化量を最小にしましたら落ち着きましたが地味ですね(^^)。
KlingAI（Kling 1.6 Professional モード）です。
回転はしませんが上の騒動など、どこ吹く風のスマートさです。
LTXV i2v Lightricks のような接近でパース崩れを起こすことも皆無です。
原画です。
pyramidflow-miniflux（384 p）です。これも意外に善戦しています。
LTXV i2v Lightricks です。
出力容量を一定調整されている Adobe Express での GIF 化で note 記事上
大きく表示されるということは、元の MP4 の容量が小さい（単純には
描画精度が粗い）ことを意味します。それは時間（秒）経過での画質
変化でも見てとれます。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
逆に元の MP4 の容量が大きいのでした。実際は短辺 768 pixels あります。
CogStudio 単体での動画出力が 8 fps だったことを微塵も感じさせません。
CogStudio ＋ Dain-APP だけ下駄を履かせ過ぎですか(^^;)？
いえいえ他の 3 者は元から 24 fps 出力なので「原画のニュアンスを
どこまで維持して動画化するか」の描画力に重きを置いた本質的な
比較するのに「8 fps のカタカタ感」に印象を安易に引っ張られるのを
避けたいだけなのでした。
KlingAI（Kling 1.5 Professional モード）です。
意外に pyramidflow-miniflux（384p）が善戦しています。
これはちょっと想定外でした。原画テーマを揃えずに片っ端から動画生成
させた間に感じた低いヒット率感とは異なる印象です。
原画です。
pyramidflow-miniflux（384 p）です。
LTXV i2v Lightricks です。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
KlingAI（Kling 1.0 Standard モード）です。
動画生成時期が無償利用時代だったので、有償契約の今、ロゴ無しで
ダウンロードしたものです。なのでやや細部が甘いです。（以降同様）
原画です。
pyramidflow-miniflux（384 p）です。
LTXV i2v Lightricks です。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
KlingAI（Kling 1.0 Standard モード）です。
原画です。
pyramidflow-miniflux（384 p）です。
以前記事中で公開したどことなく不気味な仕上がりの再掲です。
LTXV i2v Lightricks です。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
KlingAI（Kling 1.6 Professional モード）です。
以前の動画比較記事では扱わなかったのでしょうか。KlingAI サイト上の
履歴には後方に逃げ出したり、横顔が不気味なものばかりで成功例が
見当たりませんでしたので、原画はもう随分前のものでしたが今回
改めて動画生成しました。初回は顔が引きつったのでプロンプトに
「smlies,」を加えました。
原画です。
pyramidflow-miniflux（384p）です。
LTXV i2v Lightricks です。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
KlingAI（Kling 1.0 Standard モード）です。
過去の成功例が KlingAI 上の履歴にあり、ロゴ無しダウンロードしました。
原画です。
pyramidflow-miniflux（384p）です。
LTXV i2v Lightricks です。
CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）です。
KlingAI（Kling 1.0 Standard モード）です。
過去の成功例が KlingAI 上の履歴にあり、ロゴ無しダウンロードしました。
この時点の総括を一旦しますと、
メカ画、建築（異星開拓基地）画に関しては、
KlingAI ≧ CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）= pyramidflow-miniflux（384p）> LTXV i2v Lightricks
通常のAI 事前学習の想定外と推察される特殊なシチュエーションでの
人物画（サイバー女子隊員画）に関しては、
KlingAI ≧ CogStudio ＋ Dain-APP （32 fps）＝ LTXV i2v Lightricks
> pyramidflow-miniflux（384p）
との印象で、用途によっては意外にも pyramidflow-miniflux（384p）
も善戦しています。
ここで記事を変えます。
ご覧いただきありがとうございます。
（2025/01/13 執筆・後日に CogStudio ＋DainAPP 動画を加えて再編成）