Cog Studio が徐々に使い辛くなって...。
Hailuo AI と有償契約してロゴなし動画生成が爆速開始した裏で
Cog Studio がリビジョンアップを境に使い辛くなって来ました。
当初の UI レイアウトです。
仮想環境 pinokio を起動して、その中にインストールされてある
Cog Studio を起動するのでしたが…。
その起動遷移中の一瞬に左のメニューから「Update」をクリックする
ことで…。
特別な処理進行も感じられませんが、がらっとレイアウトの変わった
UI で Cog Studio が起動しました。UI 右端に過去生成した動画が縦に
列挙されており、そのレイアウトの制約で原画入力の後、パラメタの
修正、プロンプトの入力などは画面を下方にスクロールしないといけなく
なりました。最後に最上部に戻って「Generate Video」を押します。
過去の MP4 はいつでもリコールと再保存が可能ですが、操作性は
悪くなりました。同時生成の GIF はリコール出来ずでした。
以前の UI でも左メニューの「Output」フォルダから過去の MP4 と
GIF にアクセスは出来ました。以前と変わらず、UI が狭ければ最上段
の「popout」からさらに広い Web UI への展開は出来るものの、
クラウド系動画生成サービス UI を意識した改悪にしか感じません。
それでも日々の改良があることに期待して、時々は「Update」を押すの
でしたが、恐らく内部改善で稼働モジュールが大きくなったのでしょう。
自環境(Geforce RTX4060 GPU VRAM 8GB)でギリギリ動いていたのが、
ある時期から「Refresh」を使って次の動画生成をすると、その初期段階
で 100% エラー終了するようになり(それまでは十数回に 1 回程度)、
動画生成ごとに pinokio からの再起動が必要になりました。
(終了予想時間と残時間の表示は使えなくなりました。)
以降は現状仕様で満足として、無為に Update はしないようにします。
上位機種に比べて個体数が多いと推測される Geforce RTX4060 (GPU
VRAM 8GB)環境で必要最低限が実現出来、むしろ描画や動画生成の
ツールがそれに合わせて必要条件を下げて来てくれている流れ
(例えば FLUX.1 on Stable Diffusion Web UI Forge の CPU VRAM
へのスワップや CheckPoint F1 への LoRA F1 の Patching 処理の改善
など)を有難いと感じていました。
しかし、それはやはりギリギリのところで使えているだけで、いつかは
突然使えなくなる懸念も皆無ではないのでした。
とはいえ一段上の Geforce RTX4070 (GPU VRAM 12GB)ノート機でも
いまだ 30 万円超え、現環境の 2 台分ですからね…。
たまに 20 万円前後の Geforce RTX4070 ノート機を見かけますが
調べてみると GPU VRAM 8GB 機だったりするので要注意です。
処理速度に不満はありません。
かつて知識が未熟で GPU なしの PC でも門前払いなしに動いた
NMKD StableDiffusion GUI との巡り合わせで、1024 pixels 正方
の画を生成するために 4 時間弱でも待ち、そのペースで試行錯誤
を続けてこの世界への興味の炎を絶やさなかった当方ですから。
GPU VRAM 不足エラーで、現在使っている / または将来使いたい
描画 / 動画生成ツールが動かなくなるという事態を極力避けたい
という想いだけがあります。
ご覧いただきありがとうございます。
(2024/10/12 執筆)
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