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ついに来た!ローカルPC でLeonardo.Ai レベルの Image2Motion 環境が!

ついに来ました!
ローカルPC でLeonardo.Ai レベルの Image2Motion 環境の登場です。

しかもこの記事によれば、高度な組み込みと環境設定もお任せで
済むとのことです。(有益な情報公開に感謝します。)

Asian-feman-000068.safetensors の効きを下げて、魅力的な表情と
過剰な肉感描写のマイルド化の着地点を探るべく連続描画の作業中
でしたが、それを一旦中断して、早速、実行してみました。

以下、2024/09/21(土)の夜時点の情報です。

この種の情報は 1 日単位で無効になることも多いです。
過去記事でも何度か遭遇した通り、参考記事で紹介された実行スクリプト
の前提と、その前提となる git などの最新バージョンが違ってきたりして、
実行エラーが発生すると結局、スクリプトのカット&トライを出来る実力が
必要となったりする過去の事例は結構ありました。

参考にさせて頂いた記事は 2024/09/21(木)12:00 公開でした。
ただちに実行が是で、当方からの情報公開も早いのが大事だということで
急遽この話題を割り込みました。

まずは Pinokio にアクセスしました。

「INSTALL」→「windows」からインストーラをダウンロードしました。

インストーラを解凍して実行すると、このような確認が来ました。

「許可」を押すとこのような画面となり、その中にインストール先に
「NO exFAT drives」と注意書きがあったので、省略値のままインストール
をしました。外付けの HDD フォーマットが何だったか忘れてしまって
いたのと、あまり前提環境と実行環境が別のドライブ、みたいな用意された
実行スクリプトが想定していない懸念のある状況をわざわざ作るのも
どうか、と考えました。(画面は実行を押した後の状態です。)

お目当ての「CogStudio」がメニューに出て来ました。

クリックするとダウンロード画面に至りました。

前提環境も実行環境も C:\ ドライブ上に無い、という状態を判定され
(Stable Diffusion Web UI Forge など別描画環境は全て外付け HDD
上に構築してあります。)とにかく「Install」を実行しました。

C:\ ドライブの空き容量には不安もありましたが、そのまま実行しました。
当方のメインPC はゲーミングPC という位置づけの製品なので、それほど
ストレージの容量は要らないだろうという設計だったのでしょう。

実行開始で次々ジョブが自動実行されて行きました。

2 度ほど「システムに変更を許可するか?」のダイアログが出てそれに
了解を応答すると「Visual Studio Build Tools 2019」のインストールが
始まりました。

それが無事終わると、引き続きジョブが自動実行されて行きました。

しかし、画面が元に戻った時には、「Not Installed」の項目が沢山残って
いました。用意されたスクリプトがどこかで失敗したのでしょうか。

残念な気持ちで「Install」を再び押しましたら、再びインストールジョブが
走りだして、次の画面が出ましたので「Download」を押しました。

ようやく「CogStudio」のインストール画面に至りました。

ここでインストール先を外付け HDD に変更するカスタマイズを
選択しようか躊躇しましたが、そのまま実行しました。

赤文字の何か警告が出ていますが、ジョブは止まることなく、どんどん
進みました。

「Cog Studio」が起動しました。

「Image to Video」タブ画面から、本来この一連記事が無ければ
公開予定の筈だった FLUX.1 描画記事からの未公開画を入力にして
動画生成を試みました。(大きな原画の公開は後日の記事にて。)

Image-to-Video タブ画面では、プロンプトで画のイメージをテキスト
で補足する機能や、動画変換量を調整する機能も実装されています。

8 fps だと動画がカクカクするだろうと、16 fps 化のオプション
を選びました。

開始から 2700 秒超えでようやく進行バーが出て、処理は 9/50 steps との
こと。

実行から 4000 秒を超え、進行バーもかなり進みました。

98 % 進行まで見届けて、完了直前の画面キャプチャをペイントでとって
いると….えっ!エラー…..。

古いタイプのPC では「bfloat16」をサポートしていないので
その場合は「float16」を使え、とあります。

PC を再起動後にそのように設定して、一旦欲張りな「8fps → 16fps」
オプションも外し、再実行しました。

今度は余計なメモリ使用に関わる画面キャプチャ作業などもせず、
状態を見守りました。

無事生成されました。mp4 と同時に小さいサイズの GIF も
生成されました。
(この記事には mp4 をいつものように Adobe Express で
普通サイズ指定で変換した GIF と、その縮小 GIF を併せて
掲載します。)

が….生成された 6 秒のうち、4 秒までが限界でしょうか。
最後は不気味過ぎます。

しかし、Leonaredo.Ai の Image2Motion は 4 秒出力でした。
VideoProc Vlogger などの動画編集ソフトで後ろを切って
しまえば、Leonaredo.Ai の Image2Motion とほぼ同等と
言って良い(表情の仔細が潰れるのも同等か)と思います。
8 fps 設定でも存外カクカク感も感じません。

これは 4 秒で切って長秒化(半速化)したものです。

再度、生成してみました。毎回違う結果が出るので何度も生成させて
ベストを狙うのが良さそうです。

一方、「flort16」+「16fps」ではやはりエラーとなりました。

ただ、ロゴも入りませんし、1 日の回数制限もありません。
これでも現時点のクラウド系描画サービスより速いのです。
「このような題材は動画化出来ません」というお咎めも
ありません。(試すゆとりも今までありませんでしたが、きっと
クラウド系の描画サービスでは、そんなこともあるのではない
でしょうか。)

Leonaredo.Ai の Image2Motion と同様にメカ画などの動画生成
だともっとアラが目立たないのではないかと楽観します。

これも本来公開予定だった記事での FLUX.1 での宇宙ステーション画
からの動画生成です。(Adobe Express でmp4 から普通サイズ指定
で変換した GIF と、その同時生成された縮小 GIF)

これはもう 6 秒まるまる使える Leonardo.Ai の Image2Motion
と同等の動画と言い切れるでしょう。
歪みもなく質量感を持って回転する宇宙ステーションの動画は
Leonardo.Ai の Image2Motion においての唯一に近い得意分野
でしたが、それを彷彿とさせます。

やはりサイバー女性隊員画は最もハードルの高い検証題材なの
でした。それでないと発覚しない精度というものがあるのでした。
メカ画だとアラが見えません。
現時点では縦構図にあわせての動画生成の設定が分からないので
横構図だと生成動画の画面一杯を使えるようです。

刷新で蓄積資産を更地にしてしまった旧 mage.Space と同様に、
さらば、Leonardo.Ai の Image2Motion です。
永遠に「無償ユーザは当面動画生成を利用出来ません」を
やっておれば良いです。もう時代は先を進んでいます。

当方の Ryzen7 + CPU VRAM 16GB +Geforce RTX4060(GPU
VRAM 8GB)のノート機では 1 動画生成に 3000 秒程度かかって
しまうので、焦らずこれから時間をかけていろいろな題材の画
からの動画生成を試してみます。
物理法則や人体の筋肉組織、骨関節の動きなど解剖学の理解なども
動画生成で踏まえられているのか、とても興味があります。

(FLUX.1 探究と同時に SD1.5 の今後の活きる道の模索と、そして
この可能性の追求….会社職務なら既に 10 時間超残業ペースの
現在 03:32 AM…。)

恐らくはこれを皮切りにローカルPC での制限なき自由な動画
生成への道筋は他からも出現して来るでしょう。
FLUX.1 の出現と同様に、明らかにまた時代が変わったのでした。


ご覧いただきありがとうございます。



(2024/09/21-22 執筆)


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