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Mecha_Flux.safetensors(LoRA F1)の追評価(4) 兼 AI 描画ストーリー012-2 : 人造人間サイバー隊員たちの果て (2)。

続きです。

ここからは効き 1.6 の画です。

独自の儀式を持ち出してその時を待つ個体も居ます。

手を取り合ってその時を迎える個体どうしも居ます。

以前の記事の設定で、こういうものがありました。


実は首から上も強化されているのだ。ただそう見えないのは目視での
個体識別とヒトと同様に意思伝達のためであって、触感上がどうなのか
は未来の異星現場のことなので分からないものの、きっとそれは生身とは
程遠いものなのである。そしてその人造人間たるサイバー女子隊員は
いずれは活動を停止して、その異星上で永眠することになる。
その後も「はるばる地球という惑星から何世代にもわたってこの星
に到達して開拓を行った生命の外観はこのようなものであった」と
いうことを示すため、その首から上の造作や全身の印象は、生身の
ような形状を意図的に残す必要があると、その未来においては
考えられたのである。


その時が近づいているのでした。
百年以上の活動の果て、体内の小型原子力電池に寿命が近づいている
のでした。劣化した装甲や外観をボロ布で隠す隊員もありました。
彼・彼女たちは先に人生を終えた人間の隊員の安置所に入らない自由を
与えられているのです。永遠にそこに人類の開拓の歩みがあったことを
いつか訪れる何かに対して遺すため、人間の隊員が亡くなったか、他の
開拓拠点に移住したかの後もこの拠点で長い期間活動を続け、それらが
ようやく終わり、自身の好きなところで最期を迎える自由があるのでした。

ここからは効き 1.8 です。

きっと何かを待ったり見たりしている目線ではないのでした。
彼・彼女たちの目の裏には、人間の一生涯より遥かに長いこれまでの
体験が走馬灯モードで展開されているのでしょう。

生前に眼を壊した隊員も同様に…。

最期を迎える前に何やら儀式を始める者たちも…。

既に活動停止をした個体も。残念ながら強化された美しい顔はそれまでに
失ったようでした。

この個体も….。


続きます。


ご覧いただきありがとうございます。




(2024/11/18 執筆)


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