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Kling AI に有償契約することを棚上げにしたら Hailuo AI が登場。癖はあるがこれは使える...。【早速有償契約しました】

先の記事で、Kling AI に有償契約することを棚上げにしたら、
Hailuo AI が登場。2024/10/10(木)に知り早速使ってみました。
Google ID 連携でのログインでお試しです。

生成される動画にやや癖はあるものの、現在の Kling AI に感じざる
を得ないストレス要素をしっかり取り除いてある仕様に好印象を
感じます。

プロンプト欄に静止画をドラッグ入力出来ます。プロンプトと同時使用
する場合は、先にプロンプトを入力しておくと良いみたいです。

「643 人の待ちがあり、8 分待ちが予想されます。」とあり、人数と待ち
時間が減って行きます。いつまで待たされるのか全く見えない Kling AI や
LUMA AI の DreamMACHINE (Kling AI は無償利用では失敗終了もある)
のストレスが大きく改善されています。

待ちが解消して処理が始まると 2 分程度で動画が出力されます。
実行中画面には「その場から出て行っても動画生成プロセスは止まる
ことはない」とあります。

動画変化量を調整する機能は実装されていないようです。

同時に多重投入などは出来ない(「只今描画中」アラートが出る)よう
ですが、逐次に処理させて結果を得てまた投入するなら、1 日の投入回数
制限は無さそうです。

肝心の出力動画ですが、Adobe Express でGIF 化したものを貼り付けます。

Cog Studio とは異なり、縦長構図に画面枠をフィットさせることも出来
ました。

プロンプトを添えていませんでしたが、宇宙ステーションは回りました。
ロゴが Leonardo.Ai 並みに横幅があるので、クロップ編集で画面の外に
追い出すと宇宙ステーションが画面から切れてしまう感じです。

こちらはその点は大丈夫そうですが、回ってませんね。

プロンプト「rotating space station」を先に入力して同じ原画を
ドラッグ入力しましたら、見事に回転しました。
下に伸びていたアンテナ状の物体が徐々に収納されて行きました。

やはり技術評価の判断はこのような題材でないと出来ないというのが
分かります。比較すればまだ動きが単調と言える宇宙ステーション画
では問題無かった破綻がはっきり出ています。
人物が愛らしく複雑に動き回り過ぎたために途中で顔が壊れた
(鬼の面?)瞬間があります。

残念に思い再度実行しました。

やはり動き過ぎます。背景のメカが突如トランスフォーメーション
してそれに反応している感じです。
原画のノーブルな雰囲気を汲もうという解釈は無理なのかも
しれません。(まあそもそも一般的な知識ベースに無さそうな極めて
特殊な状況設定ではあるのでしたが。)

何度か処理を繰り返しました。表情が変わるほどにしゃべるしゃべる….。

ようやく落ち着きました。描画検証にはこの種の題材が絶対に必要だと
いうことが分かる好例となりました。メカ画ではアラが検出出来ない
のでした。

Kling AI や Cog Studio では大満足の成果を得た原画からの動画化です。
まあこれはアリの範疇かな、と思います。
口角や表情筋の動き、目線と顎の動き、その連携が見事です。

やはり動き過ぎますか。ですが Kling AI や LUMA AI の Dream
MACHINE のように動きとともに顔が大きく変形することは
なく華奢で柳腰っぽい原画の体形や姿勢も維持され、「地味ながら
確実」の Cog Studio との併用にはなかなか良さそうです。
背景のマシンの補足描画が凄いです。ぼやけた遠景のマシン群から
情報を得たのでしょうか。

やはり動き過ぎです。こちらは原画のニュアンスもやや崩れてますか。

ショートカットの原画でしたがポニーテールになってました。
表情に左右の違和感はあまりなく自然ですが、やや別人になって
しまってますか。ただ大きな醜い変形はありません。

Cog Studio でも Kling AI でもいろいろ調整が必要だった原画からの
動画化もまずまずの出来です。口の動きが止まって首が動く速度
とタイミングが絶妙です。側方に何か注意を引くものがあった、と
いう演出のようです。確認して安心したのか再び口が動きます。

先日の開拓基地画も Cog Studio や Kling AI でも動画生成させて
いるものの、どちらでもいまいち動きが出なかったり、おかしかったり
難航していましたが、Hailuo AI では目覚ましい成果が出ました。
正直、これだけで今後、Hailuo AI を使う理由になりました。

先にプロンプト入力「moon base foggy air」を添えて同じ原画から
動画生成しました。却って霧が酷くなってやらない方がましでしたが、
プロンプトの効き具合は分かります。

先日の超「The most amazing scene ever created 」な「Fantasy art 」も
同様に相性が良さそうです。

Kling AI も当初は余裕で速いリターンがあったものの、やがて人気集中
した後は、無償利用の優先度を落としてお試しもなかなか難しい状況
に至った訳でしたが、この Hailuo AI も同じ轍を踏むのでしょうか。
上掲の「何人待ちで何分待ち」の表示が今後どうなって行くのか注視
します。

いずれは有償利用の登場と、無償利用の優先度低下はあるものとして、
当面使える範囲で、Kling AI よりこちらの Hailuo AI を使って行くのが
日々の動画生成でのストレスを減らす意味で良さそうです。

先日の Kling AI 年間有償契約棚上げ判断は正解でした。
もし焦って先日、年間契約していたら今頃悔しくて舌を噛む思いが
あったでしょう。
動画生成しても何となく不満が残ることが少なくない Kling AIよりも、
将来ロゴ消しと優先度低下を避けるための有償契約が登場するなら、
こちらを契約するほうが良さそうです。

同時に幾分、「Cog Studio は要らないじゃないか」に転ずる懸念を
はらんではいます。やや過剰な動き表現を納得するなら、
FLUX.1 on Stable Diffusion Web UI Forge と PC 環境を分けられる
からでした。そして少なくとも現状で、Cog Studio が約 33 分、
Hailuo AI が待ち含めて約 11 分、繰り返して試行するにも 3 倍の
速さでノーストレスなのでした。(この点に関しては、この記事を
書き終えた 2024/10/10(木)の夜には既に「3516 人待ちで 23 分
待ち」が発生していて、処理待ちが破綻的に膨れ上がるのも時間の
問題のようですが。)


ご覧いただきありがとうございます。



(2024/10/10 執筆)



(2024/10/12 追記)

2024/10/12(土)の朝、早速、有償化が UI 右肩に現れました。
処理開始ボタンも「Create」から「30」に変わりました。

1 日あたり 100 クレジットを貰えるようです。
つまり今までは 1 日当たりの制限は無かったのが、1 日 3 回まで、と
なったようです。

下にスクロールして行くと今までの実行履歴も出て来ますが、特に
後払いでそれらに請求がかかる訳ではなさそうです。

どこかに纏めて説明はないものか、と探しましたら「3-day free trial」
の横の「?」を押したら説明が出て来ました。

「ウエルカムギフトとして 3 日間は無制約で使えます。それを過ぎると
フリープランに移行し、回数はその中での制約を受けます。
そしてアップグレードはこちら」とありました。

年間契約はまだ開始されておらず、月払いが 2 コースありました。
安い方の「Standard」でもロゴは外れます。
毎朝の 100(3 回 / 日分)のボーナスクレジットと毎月の 1000
クレジット(1000 / 31 = 32 で毎日使うならせいぜい 1 回 / 日分
追加程度)で 1 日あたり 4 回以上使うと月末に寂しい思いをする
感じですか…ああでも毎朝のクレジットはあって 3 回 / 日分は
使えるので、それほど寂しくはないですかね。

そんな低空飛行運用なので同時処理が 5 に増えてもあまり嬉しく
ありません。(フリープランでも同時処理が 3 になったようです。)
処理待ちも速くなるとのこと。長さがあるために構図の崩れを避け
ながらのクロップ処理でも消すのが難しいロゴは消えます。

およそ 1500 円 / 月か…。
自民党総裁選挙で全国党員票の希望を潰すよう国壊クソメガネ岸田が
解散させた筈の旧宏池会を牛耳って、パーティ券を買い貪って貰った
中共の意志通り傀儡無能糞石破を通さねば、今頃はこんな円安では
なかったろうに…。

まあ上述の通り、長いロゴが外れるなら早く有償契約したいと
考えていましたので、早速有償契約します。
Cog Studio の価値が相対的に下がる件は、生成動画の傾向が
「地味ながら確実」と「かなり動き過ぎる」などと、大きく
住み分けが出来ていて Kling AI よりも併用に値すると判断
しました。


月ごとなのでレート的に負担が軽くなる月もあるでしょう。
解約は同じ画面でするのでしょうか。

ああこんな感じでいつでもフリープランへのダウングレードは可能
そうです。Google ID でのお試しだったこともあって、支払いも
Google Pay 経由となったので、中共にカード情報を濫用される危険は
無いようです。

額面的には損でしょうが、いずれ出て来る年契約と違って解約の圧迫感
は少ないです。
有償契約後は「何人待ちで何分待ち」が無くなり、ただちに動画生成に
入りました。有償契約者が増えてもこれが維持されることを望みます。

UI 上ではロゴが消えてない!と焦りましたが、ダウンロードした MP4 
にはロゴがありませんでした。(GIF化したものを貼り付けます。)

なんか変な動画ですけど、有償契約で動画の質が落ちたりはして
ませんよね….。

大丈夫そうです。(しかしもう 2 動画使ってしまった。)

しかし….やり方が上手です。
後発だけに Kling AI や LUMA AI の DreamMACHINE の有償契約
への誘導方法の失敗を充分踏まえての「ウエルカムギフト」
だったという訳です。
(最初からフロントページなどで説明を提示していたらもっと
よかったです。当方が察知するのが早くて正式開店前の準備期間
だったのかもしれませんが。)


改めてご覧いただきありがとうございます。



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