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サイバー女子隊員画の質感をさらに異星開拓基地画に近づける。【その後のバリエーション 80 画超】

この 2 記事を踏まえての延長にあたる内容です。
とは言っても、これまでのような複数の LoRA F1 ファイルのバランス
を執拗に調整する、といった探究心を軸にした内容ではなく、
単にこれまでに積み上がった画を気楽に鑑賞するに留めた内容です。
(取捨選択が難しく公開待機している間に、あれもこれも捨てがたい
と追加してしまい、大挙 80 画超の掲載となってしまいました。)

この記事で「異星開拓基地」画が、日中の明るい環境で描かれていない
ものが多い一方で、冒頭 2 記事は何故か昼間っぽい(別の太陽を光源
にしている?)状況でばかり描かれていましたので、プロンプトの
前のほうに「night, 」を加えただけで過去に公開した内容を描画
させました。

あらためてプロンプトを掲載しておきます。
(お手持ちのFLUX.1 描画環境があれば、どなたでも再現が可能です。)

(8k, best quality, masterpiece, ultra high definition:1.2), night, outdoor, medium shot,wearing gray and black nano-suits, smiles, (very short bob cut hair), wide hip, large breasts, perfect slender young girl body, perfectly glossy skin ,25 yo mature girl,picture of a vivid, masterpiece,perfect lighting, asian beauty, masterpiece oil painting, landscape of a futuristic sci-fi moon base, gleaming metals and ceramics, cratered environment, dusty, thin haze, a large planet dominating the skyline, <lora:AsirAsianPhotographyflux:1.4>, <lora:BLUE_mk4_angel_FLUX_01:2.5> ,<lora:FluxMythP0rtr4itStyle:0.1>

CheckPoint F1 ファイルは flux1-dev-bnb-nf4-v2.safetensors です。

途中、BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きを増減させて
います。腹部バッキバキの nano-suits の画では効きが 2.5、マイルド
な画は 2.0 より下で 1.0 あたりまでを順次使っています。

昼間っぽい状況を夜間に替えることで、異星開拓基地画との馴染み方は
より強くなったと感じています。

まずは BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが 2.5 の画群です。

BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが 2.0 の画群です。

BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが 1.6 の画群です。

BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが 1.4 の画群です。

BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが 1.0 の画群です。

BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが 2.5 の画群のインパクトに
慣れてしまえば、効きの弱い画群では何か物足らない印象になるのが
不思議です。その効果を狙った順序で公開しました。

また効きが 2.5 の画群の中には、以前目標として設定していた、隊員と
その背景に異星開拓基地の質感が同レベルで共存という目的に達して
いる画もあります。(なので少し画像の採用数が増え過ぎました。)

その一方、BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが 2.5 の画群では
なぜ首から上だけが無強化、無保護なのだろうと思わせる他の部位の
強化人造人間感満載との落差が否めません。

それを矛盾や欠点と考えるのではなく、こんな設定を考えてみました。


実は首から上も強化されているのだ。ただそう見えないのは目視での
個体識別とヒトと同様に意思伝達のためであって、触感上がどうなのか
は未来の異星現場のことなので分からないものの、きっとそれは生身とは
程遠いものなのである。そしてその人造人間たるサイバー女子隊員は
いずれは活動を停止して、その異星上で永眠することになる。
その後も「はるばる地球という惑星から何世代にもわたってこの星
に到達して開拓を行った生命の外観はこのようなものであった」と
いうことを示すため、その首から上の造作や全身の印象は、生身の
ような形状を意図的に残す必要があると、その未来においては
考えられたのである。


….って、こんな感じで如何でしょうか~(^^;)/。

発想はこれと根が同じです。かつての人類が考えたことは、きっと
未来の人類も考えるのでした。

BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の効きが弱い画群では、そんな
面倒な設定を考えずとも、生身が強化スーツを着用しているという
解釈で問題ないですね。
ただ、以前にも設定を記した通り「未来においては徐々に遺伝子操作に
よる次の世代への遺伝形質選択が倫理的に許容されるようになって、
逆に単に外見が美しく生まれただけで甘々な勝ち組人生を送れる現代
とは事情が大きく違ってしまっているのである。なので過酷な異星開拓
現場にこんな美人が来るものか、という冷やかしは当たらないのだ。」と
いう前提
は揺らぎません(^^)。

効きを 1.0 まで落としてみたのは、例の Stable Diffusion Web UI Forge
の update の後、若干表情の描画ニュアンスが変わってしまっては
いないか、というのが気になっていたからでした。

BLUE_mk4_angel_FLUX_01.safetensors の影響が皆無ではないのかも
しれませんが、特に当方が好んでいた表情が今は再現されなくなって
しまったのではないか、という疑心暗鬼は否めません。
(昔のアーカイバから環境を作り直しても、FLUX.1 対応にするには
結局 update の実行が必要で、最新バージョンが構築されるだけです。
先日の update 前にもう戻ることは出来ません。)

次の記事でその点を深堀りします。


ご覧いただきありがとうございます。




(2024/10/31 執筆)


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