【評価も楽しく!】「○○タウンを作ろう」で学ぶ英語道案内アクティビティ
【評価も楽しく!】「○○タウンを作ろう」で学ぶ英語道案内アクティビティ
今回は、私がNew Horizon Elementary Unit 5で実際に行っている評価方法を紹介します。楽しく学べて、英語のスキルも自然と身に付くアクティビティ、その名も**「○○タウンを作ろう」**です!(○○には、担任の先生のお名前を入れると盛り上がります!)
アクティビティの進め方
1. ストーリーを設定する
「○○先生が広大な土地を購入されました!みんなで街に必要な建物を描いて、住み良い街を作りましょう!」
模造紙に描いた白地図を見せて説明します。
2. 建物を描く時間(20分)
ひとり一枚、自分が必要だと思う建物の絵を描きます。
絵には単語と自分の名前を記入。
ピクチャーディクショナリーを参考に、重複しないよう声をかけながら進めます。
3. 街を完成させるための道案内
子どもたちはペアになり、ひとりが道案内役、もうひとりが指示に従う役を担当します。
地図上の目的地を目指して案内し、到着した場所に建物を貼ります。
他の人が建物を先に置いてしまうこともあるため、順番はクラスの雰囲気に応じて調整します。
評価の基準と方法
1. 知識・技能(ことばの正確さ)
blocksの"s"が抜けていないか
for、on、theなどの小さな語が抜けていないか
rightとleftを正しく使えているか
発音については指導要領に問われていないため、音が完璧でなくてもOK。ただし、英語らしい発音をするよう指導します。
5段階評価例
5:ミスなし
4:ミスが1〜2個
3:だいたい意味が通る
2:手助けが必要
1:言えなかった
2. 思考・判断・表現(道案内の工夫)
必須フレーズ:
Go straight.
Turn right または Turn left.
You can see it on your right / left.
3つのフレーズが使えたら3点。手伝いが必要なら2点、言わなければ1点です。
加点システム(工夫があれば評価アップ)
4点:「Go straight for just a little bit.」が使えた場合
5点:「What do you have in your town?」がきちんと言えた。
事前に加点システムの内容を教え、4時間目の授業でしっかり練習することがポイントです。
3. 学びに向かう力(姿勢・態度)
英語はコミュニケーションの教科です。「伝える気持ち」を持っているかどうかが重要です。
5段階評価例
5:明るく目を見て、しっかり聞こえる声で話す。流暢かつ分かりやすい。思考・判断・表現で4以上の評価。
4:よく聞こえる声で詰まらずに話す。思考・判断・表現で3以上の評価。
3:だいたい聞こえる声で、視線が時々下がるがなんとか話せる。
2:声が小さく、手助けが必要。
アクティビティの流れとポイント
1時間目:右・左・まっすぐの基本指示を学ぶ
2時間目:in、on、under、byの前置詞を追加
3時間目:前置詞の使い方を練習
4時間目:加点レベルのフレーズを導入し、実践練習
まとめ:学びの成果を劇的に引き出す!
この「○○タウンを作ろう」アクティビティでは、以下の3つの力をバランスよく評価できます:
知識・技能:英語を正しく聞き取っているか
思考・判断・表現:道案内の工夫と実践力
学びに向かう力:伝える意欲と姿勢
楽しく学びながら、子どもたちが自信を持って英語を使えるようになることを目指しています。ぜひ、授業で取り入れてみてください!