企画を立てるのが一番好きかもしれない〜京都ライター塾アドバンスコース第四回講義レポ〜(7/31)〜
江角悠子さん主催の「京都ライター塾アドバンスコース」に参加しています。今回は江角さんにインタビューする企画を立て、実際にインタビューして原稿を書くという課題でした。企画を立てインタビューを実施して原稿を書く、一連のプロセスの中で、わたしは一番企画を立てるのが好きかもしれない、という感想です。
ジャーナリング歴40年(!)の江角さんに、ジャーナリングについてインタビュー
企画を立てるにあたり考えたのは「せっかく江角さんに添削してもらえるのだから出来上がった原稿をメディアに持ち込みたい!」ということ。
メディアへの持ち込みを念頭に入れて、「この内容を江角さんに聞きたい理由」「書き手がわたしである理由」を整理して、とあるライフスタイルメディアを念頭に企画を立てました。
そうして出来上がったのがこちらの記事です。
ジャーナリングとは、書く瞑想とも呼ばれています。自分の感情や思考をノートに書き出すことでストレス解消やさまざまな効果があると言われており、近年マインドフルネスへの関心の高まりとともに注目される手法です。わたしはジャーナリングについてはもともと知っていたものの、実際にやったことはありませんでした。「引き寄せが起こる」、などとときにスピリチュアルに語られることもあるジャーナリングの効果を、スピリチュアルに興味がある人もない人にも受け入れられる形で表現したいなと思ったのが、個人的な裏テーマでした。
実際にインタビューの中では、夢をノートに書いたときに、書くという行為がその後の自身の行動にどう影響を与えるのか、どうして夢が叶うのか、江角さんがわかりやすくお話してくださいました。お話を聞く中で、「そういうことか!」と夢が叶う種明かしをしてもらったような感覚になりました。これはジャーナリングをやるべきだな、と、インタビュー後すぐにわたしはジャーナリング用のノートを書いに走ったくらいです。笑
わたしは企画を立てるのが一番好きかもしれない
インタビュー記事を書く場合、いくつかの作業に分けられます。
この中でも企画を立てるのが一番好きかもしれない、と今回ふと気が付きました。
ここ半月ほどの間に、ありがたいことに3件インタビューライティング、1件ライティング(他の方がインタビューした内容をライティング)のお仕事をさせてもらいました。
もともとインタビューの時間は楽しくて大好きでしたが、最近は楽しいだけの時間ではなくなってきたように思います。何事も学ぶほどに自分の至らなさや無学さに落ち込むといいますが、それですね。
「もっとこんな質問をすればよかった」「このときはこう反応すればよかった」「事前準備が足りなさすぎた」と、インタビュー映像を見返しながらひとり反省会です。あゝインタビュー映像を見るのがつらい。
毎回反省することのひとつに、インタビュー中にキャピキャピしてしまうのをやめたい、というものがあります。「インタビュー相手に好かれる必要はない。それよりも会話(質問)の内容に集中を」と頭ではわかっていても、つい嫌われないように振る舞ってしまう。インタビュー相手に楽しんでもらおうという思考から抜け出せていないのか、関係を育もうと無意識に思ってしまっているのか。何度反省してもついやってしまう行動なので、どうにかできないものかしら。
それよりも、京都ライター塾で企画の立て方を学んでから「企画を立てる」「メディアやクライアントに提案する」という工程がとても楽しくなりました。提案時にはまるで意中の相手を口説き落とすかのようなドキドキがあります。もともと長く営業職をしていて断られ慣れているので、断られたらどうしようとあまり考えずに動いているのも良いのかもしれません。
(アレかしら。以前唾液を使ったミトコンドリア遺伝子の検査をしたときに、わたしの先祖はオホーツク海でアザラシなどを狩っていた狩猟民族だったらしいので、狩猟本能が騒いでいるのかしら…!)
書くということにおいては、もう苦手意識しかありません。構成を考えるところまでは好きで割とサクサクとできるのですが、最後書き上げるまでがとても時間がかかってしまいます。ここは慣れでもっと早くなるものなのかなあ。