英語のこぼれ話⑨ will が出てくる歌②
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
少し間が
あいてしまいましたね。
実は、体調がすぐれなかったため
しばらくお休みしました。
今は、もう大丈夫です!
今日からまた
記事をぼちぼち更新しますね。
さて、前回は
助動詞 will が出てくる歌を
2つ紹介しましたね。
今回は、
前回、紹介しきれなかった歌を
あと2つ、紹介します。
せっかく学んだ英文法を
実際に使ってみて
楽しみながら、学び続けましょう!
3.Que Sera Sera
will が出てくる歌、3つめは
「Que Sera Sera(ケセラセラ) 」です。
この曲は、元々は
『知りすぎていた男』という映画の
主題歌でした。
映画の原題は、
"The Man Who Knew Too Much" です。
ドリス・デイさん演じるヒロインが
ピアノを弾きながら歌うシーンがあります。
「なるようになるさ」と
未来を気楽に考えようとする点では
前回紹介した「 Let It Be 」に
通じるものがあるかもしれませんね。
「 Que Sera Sera 」の方が明るい曲調で、
今の悩みや不安を軽やかに
吹き飛ばしてくれる感じの歌です。
歌の1番では、
女の子が母親に
と、
将来の自分がどうなるかについて
いろいろ聞いています。
単純未来のwill が
出てきていますね。
それに対して、母親は
と答えます。
2番では、
大人になった女の子は
恋人にこうたずねます。
すると、恋人はやはり
と答えます。
3番では、女の子が母親になって
今度は子どもからいろいろ聞かれます。
そして、かつて自分が言われたように
「 Que sera, sera」と答えるんです。
面白い歌ですよね。
ちなみに、私はこの歌を
スミ・ジョーさんという
有名なオペラ歌手の方が
歌ったバージョンが好きです。
スミさんのバージョンでは、
2番に先生との会話、
3番に恋人との会話がでてきます。
少し歌詞がちがうんですね。
でも、いずれにせよ、
「Will I ~ ?」と
将来の自分を心配する人を
「 Que sera, sera(なるようになる)」と
明るく励ます歌になっています。
軽やかなワルツに
スミさんのロマンチックな歌声が
よく合っていて、
聴いていると自然と元気が
わいてきますよ。
4.Bridge Over Troubled Water
will が出てくる歌
4つめは、
サイモン&ガーファンクルの
「 Bridge Over Troubled Water 」です。
「明日に架ける橋」という
日本語のタイトルで知られている歌です。
この歌は、
悩み苦しむ人にそっと寄り添い
慰める歌です。
will は意志未来の
「~しよう」という意味で
何カ所かに出てきます。
たとえば、歌い出しは
こうなっています。
この will には、
「僕が~するよ!」という
強い意志が感じられますね。
歌のサビでは、
と、優しく歌いかけます。
柔らかい歌声と
切ないコード進行が
素敵ですよね。
サイモン&ガーファンクルさんの歌は、
昔、Kinki Kids のお二人が主演した
「人間失格」というドラマに
たくさん使われていました。
中学校での壮絶ないじめが
テーマのドラマで、
主人公の堂本剛さんが
ボコボコにされて倒れたシーンで
よくサイモン&ガーファンクルの
「 Wednesday Morning, 3AM 」が
流れてきました。
(この歌にも will や can が出てきます)
剛さんの痛々しい姿と
美しい歌が対照的で、
よけいに涙が誘われたのを
覚えています。
いかがでしたか?
前回と今回の2回にわたって
助動詞 will が出てくる歌について
お話ししました。
良かったら、
みなさんのおすすめの洋楽
( will が出てくる英語の歌)も
おしえてくださいね。
コメント欄に
曲名とYouTube のリンクを
書いていただけると嬉しいです。
次回からは、
3つめの助動詞 may について
解説します。
また読んでいただけたら嬉しいです。
みなさんのスキやフォローが
私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
英文法学び直しCafe